soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/05/25 原田仁+岡野太、sarry alone、salmonella、orhythmo @ 難波ベアーズ


ボイスな原田仁さん(+岡さん) @ ベアーズ!全体的にヘヴィドローンなメンツ。
原田さん、ROVOでは座って弾いてたけど体調大丈夫なんかな?*1

orhythmo

ギターによるドローンノイズ。
ずっと続く低音はブラックホールみたいだった。丁寧に音を重ねていき、終盤はリズムも登場。創られていく音の世界に完全に没頭して聴いてました。
一番良かったかも!

salmonella

ハードコアキッズみたいな風貌で音もそんな感じか?…と思いきやフューネラル系のループにインダストリアルなノイズを投下していくノイバウテン的な知的さ/気品があるサウンドでした。


コズミックではないKK NULLってな印象もあったかも。板にバネ/コイルを取り付けたノイズ発生装置の音が気持ちよかったなー。この手のノイズ系にしては高音も多めで耳への刺激がなかなかに強かった。

Sarry alone

Sarryのギターの方のソロ。2人(=sarry)がそのまま1人になった形でループを駆使して重厚な音を作ってく。
低音、メロディ、コーラス、ビートまで見事に作り上げてて一人でやってるとは信じられない分厚さがありました。

原田仁+岡野太

本命の原田仁(ヴォイス)+岡野太(ドラム)。乱舞する岡野さんのドラムがスゴかった……。


Hearts&Minds(ソロ)での原田さんの魅力はヴォイスとカオシレーターによる瞬間的な”引き”と”爆発”だと思ってるんだけど、今回の岡野さんとのコラボは基本ずっと攻めまくりで切り替えの快感があまり感じられなかったのが個人的には残念・あと音量的に原田さんの声がドラムに押され気味だったかな?


アンコールの短時間・突進型な演奏はよかったー。締めのシャウトがカッコええ!


同じ原田さんのボイスパフォーマンスでも”原田仁+岡野太”と”Hearts&Minds”は別モノなんかなぁ、と。ミニ四駆に例えるなら前者はビクトリーマグナムで後者はスピンコブラか。めっちゃ通じにくい例えですが;


*1:2015年以降は身体(腰?)の関係でベースは座って弾いてるそうです