soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

コミックデイズH & 図書館列車

この2作以外にDAGGER(The sense of sight)の1キャラルート分収録されている体験版もプレイしました。
途中で良作と判断。体験版段階で1キャラ終わらすような気がして製品版までおあずけする事にしました。
内容はファンタジー恋愛モノかな。プレイし終えていないので詳しくは書きません。興味がある人は体験版をプレイしてみてください。アイシアかわいいよアイシア

コミックデイズH / 半端マニアソフト ※18禁

半端マニアさんの新作。今回は路線を変えてエロ一直線。プレイ時間は30分ほど。フルボイス。


会話ウィンドウの下にシークバーがあり、それを使って前後の文章に一発で飛ぶ事ができます。シーンが一つの動画だとたとえると、media playerのシークバーで好きな所に一発で飛ぶように、シーンの好きな会話に飛べるわけです。(余計分かりにくい)
これは斬新な機能。でもノベルゲームで好きな所に飛びたい事ってほとんどないと思うので、利点があるのかは疑問。後ろに戻ると選択肢を選びなおせるので選択肢埋めには使えるかな。
絵は頭身小さめの絵で悪くは無い。でも自分はロリ絵をエロ重視ってのが苦手なんで微妙かな。


おそらくエロシーン展開ばかりだと思います。ただし半端マニアさん独特のギャグやハイテンションは健在。あのノリが大好きな人ならエロさを期待しなくても楽しめるかも。
主人公にMっ気があるのでmay queenでMに目覚めた自分にはシチュエーション的にヒット。キャラ設定もツボを押さえている。しかし絵、ボイス、テキストがあまり自分好みでありませんでした。
こういったゲームはシチュエーションやキャラが良くても最終的にどれだけエロさを感じられるかですから、自分は微妙かな。

図書館列車 / 活動漫画屋

ノベルゲーム体験版。プレイ時間は45分程。おそらく一話完結の短編モノが複数含まれる形式だと思います。


システムはオーソドックスなノベルゲームのモノで問題無し。CG回覧モードでズームできる機能があるけど妙に慣性があって酔う。
絵はキャラデザも塗りもレベルが高い。立ち絵でけしからん尻が一枚あります。
電車内の移動を表現するために立ち絵の表示される位置が頻繁に変わるシーンがあるのですが、面白いポーズのままスライドしているようで笑ってしまいました。
CG回覧モードを見るにイベント絵は7枚のみ。ちょっと少ないか?背景も同じくしっかり描かれています。
BGMはゆったりさや感動を助長させる良い曲が多いです。


本が読める列車「図書館列車」に悩みを持つ人がやってくるので、それを解決していくストーリーだと思われます。
体験版に収録された第1話は登校拒否の少女の話。あっさりと問題が解決するので少し拍子抜けしました。図書館列車という異質な空間はおもしろいけど話に面白みがない気がします。図書館列車という設定が生かされていない普通の話。別に図書館列車じゃなくてもこの物語は書けたんじゃないのという感じで。センスの良さは所々に見られるので、話の物足りなさがもったいない。


第1話だから設定紹介という事で簡単な話になったのか、それとも全部こんな調子で続くのかで評価が変わりそうです。後者だと少し物足りないかもしれません。
壮大な話とまで行かなくていいから、もう少し読みがいのある話が欲しいと所です。もちろん図書館列車という舞台をもっと活用して欲しい。
最後のコミケ配布に関する宣伝は力が入ってて面白かったなぁ。