soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

想い出にかわる君 -Memories off- DC版 / KID(PS2原価版:サクセス)

久々のコンシューマソフトレビュー。このゲームをプレイし始めたのが去年の4月だから約8ヶ月ぶり。
毎度のことながら商業は辛口にいくのでこのゲームがファンの人は読まないほうがいいと思います。特に今回はぼろくそに書くかも。レビューというより愚痴です。
まぁ、ひたすら暴言ばかり続くので、ファン以外の人も読んだら気を悪くされるかもしれません。というされます。
感情にまかせて書いたので文章がおかしくなっているかも。
けど、これくらい言わないと溜まったもんが吐き出せない。


KIDが潰れた直後にこんな事をを書くのもなんですが、これほど酷いゲームは未だかつてプレイした事がないかもしれない。シナリオ、キャラクターとも最悪の出来でした。グラフィックも特に良いのは無かった…。KIDのイベント絵は好きなのが多いのですが、今回はまったく反応せず。
このクソゲーさはある意味笑えるので、ジャンプの斬を(アレな方向で)楽しめる人なら楽しめるかもしれない。安かったらかってもいいかも。責任は取りませんが。
こちらのレビューが自分とだいたい似たような考えです。自分より冷静にシナリオ別に悪い点など挙げています。


さて、本格的に愚痴開始。
開始20分間ぐらい延々と(痛い設定の)男脇役キャラの登場が続いた時点で早くもやる気減少。キャラ設定がイチイチ寒い。全員アホっぽいニックネームで呼ばれてて正直引く。やっとヒロインが登場したかと思えば全部頭の弱い電波ばかり。まともなキャラが一人もいないのか、このゲームは!
謎めいたキャラのはずがただの頭のおかしい人になってるとか、女の子っぽさがウザさにまで到達してるとかそんなのばかり。
物語は無駄に長い(1キャラ3〜4時間)だけで、ほとんどが無駄話。普通の日常会話をしているのに急に哲学を語りだすKIDゲーの悪い点が目立ちます。逆はまったくセンスが無い。寒いを通りこしてイラついてくるレベル。しかも無駄に引っ張る。


そしてなにより主人公が酷い。DQNという言葉がありますが、彼はまさにDQNです。
無駄に偉そう、他人の言う事を聞かない、平気で二股する(君望のような悩みは無し)、ネット上では自演に荒らし、と汚点を挙げていたらキリが無いです。
口癖の「たは〜…」も出てくるたびにコントローラを投げようかと思いましたよ。他にも「くそー、くそー、くそー×5」など商業で活動するシナリオライターが書くとは思えないセリフを連発します。○ね。
エロゲーの主人公ってのは好かれてるだけで、冷静に考えると何もやっていない事が多いですが、このゲームの主人公は特にそうです。問題が起きても何もしない(悩む事すらしない)のに、いつの間にか問題は解決している。ナンダコレ?


他にも
子供の頃好きだった娘だと(笑顔を見るだけで)思って近づきほぼ付き合う所までいったのに、実は子供の頃好きだったのはその娘の姉だと知って、(ほとんど喋った事がないのに)妹より姉が好きとひたすら言い続けるシナリオや電車での待ち合わせで「電車を中から押したら速くなる」と言われて実行する主人公(もちろんヒロインも実行中)など開いた口がふさがらない駄シナリオばかり。
このシナリオが社内でOKを出されたことに驚きを隠せない。この時点でKIDはやばかったのかなぁ。


現実世界にいるウザいと思う人間=DQNを男女ともうまく書き上げたという点はある意味評価できるのかもしれない。キャラ設定にセリフまですべてがウザい。
クリアに8ヶ月間かかるぐらいまで進める気にならないゲームでした。


まだいくらでも言いたいことはあるんですが、書く事すら馬鹿らしくなってきたんでここら辺で終了しておきます。全部の不満を書いてたらキリがない。
しかし、なんでこのゲームをボロクソに言っているレビューをあまり見かけないんだろう?ネタとして話題になってもおかしくない気がするのに。自分の感性がずれてるのか?
自分をこっちの世界に引き込んだメモリーズオフシリーズは2で終わっていたようです。

長々と駄文すみませんでしたー。