cavernaria 〜カベルナリア〜 / Lungwort Music

「未来」をいろんな角度からとらえたインスト・イメージアルバム。


「未来」と聞いてパッとイメージできるのは「最新技術が普及したハイテクな世界」だと思いますが、ここで奏でられるのは「地上で暮らせなくなったような堕落した世界」。*1
決してポジティブな「未来」ではありません。これは面白い切り口。
音選びのセンスはあるし、エレクトロニカ民族音楽をミックスしたような独特の雰囲気も面白い。
しかし、イメージアルバムという性質上、BGM的な曲が主体で印象に残らないというのが正直な感想。
一曲ぐらいキラーチューンが欲しかったなぁ。


耳に残ったのは
①儀式の呪文のような声ネタで始まるネガティブなオープニングトラック。真っ暗な部屋で聴くと本気で怖い。
⑥レトロな音使いの曲。キラキラしたフレーズが耳に残る。


暗い未来とというコンセプトは興味深いけど、曲に魅力が足りなかったか。
色々と惜しいと言いたくなるアルバムです。
ポテンシャルは高そうなんで、そのうち面白いCDを送り出してくれそうな気もします。

*1:あくまでも私の勝手な解釈です