WORKING CLASS HERO / YAMAGEN'S DEVILELIET

HR/HM系のオリジナルアルバム。数々のDTMコンテストに応募した曲なども収録。


ギターがノビノビとメロディを紡いでいるのが印象的。トリッキーにも、キャッチーにも弾きまくる自由なギタープレイには余裕さえ感じられます。リードギターがひたすらメロディアスに引っ張っていくのが良いね。
音を重ねたサウンドメイキングやダブルバスドラ多様で少し変則的なドラムにDEVIN TOWNSENDっぽいものを感じるのは自分だけだろうか。
イベントでDEVIN先生の会話ばかりしてたのがデカイ気もしますが。
疾走曲あり、明るい曲ありで、様式美的なダサさは少なく「メタルはこうあるべき」というのに縛られずに独自の音を鳴らしているように感じました。
メロディがひたすらキャッチーなんで聴きやすい。植松さんやイトケンなんかが好きな人はハマると思います。


ただ、ド派手に展開しまくるわりには、起承転転……ってな具合で、曲の終わりがあっさりしているかも。そのままリピートしちゃいそうなのは良くも悪くもゲーム音楽的。


②ともすればブラックメタルになりかねないイントロのギターがカッコイイ。
③ひたすらギターが泣きつづける疾走メタル。サビ(?)のキャッチーなユニゾンギターは昇天モノ。ドラムも色々やってて面白い。一気にヘビィに転調するラストは「cold hate, warm blood / cryptopsy」終盤のドゥムッ!に近い感触がある。今作で一番お気に入りの曲です。
④底抜けに明るい曲。完全にギターが歌ってます。好みのメロだ。1:51の静から昇るようなギターソロへと流れていくのが快感。
⑥ドラムもギターもトリッキー。電脳世界を優雅に舞うかのようなリフにテンションがアガる。
⑨能天気なハードロック。この人の明るいギターメロは私のツボを突いてくるなぁ。


モロにメタルではあるけど「メタル」では無い。そんなサウンドです。(どんなだ
「これだよ」とか「まるで〜のよう」ってな具合のフォーマット的なメタルにはあまり刺激されなくなってるんですが、この変り種なCDは問題無く楽しました。
とにかくギターが聴いてて気持ち良い。下手な歌モノよりキャッチーです。
メタル好きはもちろん、様式美、汗臭さが充満したクサさで引いてしまう非メタラーでも楽しめそうな一枚です。