soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

Mo cheol, mo chroi / casket

トラッド/アイリッシュ・フォーク系のオリジナルCD。


ホイッスル、フィドル、パイプといった楽器が使われており、ジグ特有の変拍子も使っているちゃんとしたアイリッシュフォーク。
民族系はあくまでもポップスの中に取り込まれていることが多い同人音楽では珍しいタイプの曲です。
基本的にアップテンポ。タイタニックのワンシーンを思い出すような活気あるアンサンブルに踊りだしたくなる。
ケルト楽器特有の物悲しい音色が耳に心地良い。


①一発目は景気付けにダンサブルなトラッドフォーク。まぁ、このアルバムは他もほとんど同じような曲調ばかりですが。元気の良いホイッスルがナイス。
ケルト系の勇敢なインスト曲。味付け程度にデジタルサウンドも入ってる。アコギの旋律が好き。
⑥8bitサウンドで奏でるトラッドフォーク。後半は楽器の音色へ。


強力なキラーチューンは無いけど、CD全体の北欧な空気が良い。
歌モノにはない軽快なメロディが気持ち良いです。中途半端に民族系ポップスになってるよりこういう伝統を感じる曲の方が自分は好きだな。
民族系、アイリッシュケルト、ジグといったキーワードに反応するひとにオススメ。