soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

Temporary3 / 砂塵音樂室

4曲入りのアレンジ・ミニアルバム。出典元はアトラク=ナクア、同級生2、痕。


こちらもいつも通りの変則派のほえ猫さんに正統派の亜空さん。
「Temporary2」よりセンスが冴えてて、耳に残る部分が多い。ほえ猫さんは良い感じに爆発してます。
しかし、今回はいつもほえ猫さんの奇行(コラ)の影に隠れていた亜空さんの曲が気に入った。アトラク=ナクアは良い曲が多いなぁ。


真ん中2曲が特に気に入った。
②「寝覚月(痕)」。不思議なSEが飛び交うカオス曲。耳に残るフレーズが次々と使い捨てられていくのはさながらカオスティックハードコアのテクノ版。ん?これテクノか?このわけのわからなさが良い。砂塵音樂室でしか味わえない良アレンジ。
③「Throwing into the banquet(アトラク=ナクア)」のロックなアレンジ。階段ギターにテンションがアガる!どちらかというとイロモノが好きな自分ですが、たまには直球も良いよね。今作で一番好き。


4曲で物足りなさは残りますが、それゆえつい繰り返し聴いてしまう。中毒性高し。
荒いけど面白い。私が同人音楽に求めてるのはコレだー。


この人達の痕アレンジとか面白そうだなぁとか思ったり。