soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

月照〜ツキノテラス〜 / さくらミント

恋愛ノベルゲーム。プレイ時間は45分ほど。ボイス・歌あり。
短編なのでそれほど恩恵は感じませんでしたが、色々と設定できるシステム周りは使いやすい。
ボイスは録音環境ゆえに作品から浮いているように感じ、失礼ながらオフにしてプレイしました。


ニューハーフパブ「シャンティ」で働く主人公がそこの”女の子”のマイと恋に落ちていく話。
絵は淡い色使いと線でかなり上手い。
ヒロインのマイはモロ好みのキャラデザで、初登場時は(・∀・)イイ!と思いましたが、よくよく考えて見ると舞台はニューハーフパブ。男だったという罠。


話は至ってオーソドックスな恋愛モノ。
ごく簡単な話を言い回しを工夫することで盛り上げようというタイプのシナリオ。うーん、そこまで惹かれるものはなかったかなぁ。
なにより、マイは”女の子”というこのゲームの一番の特徴となる設定がまったく生かされることが無かったのが気になった。なんのためにこの設定を入れたんだろう。


細かいところでは良い部分はあるんですが、それらがうまく料理されることなく終わってしまったという印象です。