soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

ADAPTONES / Klangsynthese Label

オリジナルメインのアルバム。AIRからのアレンジも一曲。
サイトにて簡単なライナーノーツあり。


コアすぎないクラブサウンドが半分、ロック、ジャズ、和風インストなど生音中心が半分くらいの比率。
前作同様、良くも悪くも強い印象を残さないBGMっぽい曲調ですが、今作はメロディが前に出てきてすんなり耳に入ってくる。
一曲一曲を取り上げるなら前作ですが、通して聴くならこっちの方が好き。


①「青空(AIR)」のロック・ボーカルアレンジ。開放感溢れるアレンジでイントロから完全に虜。大好きです。やっぱり鳥の詩より青空ですよ!ボーカルは儚さと力強さを兼ね備えた良い声。ラストサビ前のアガりかたがたまらん。歌ってるのはテキンコさん本人でいいのかな?ってかテキンコさんって女性か?
②お洒落なスムーズ・ジャズ+ちょいドラムン。サックスがエロい。
③和+ほんのりエレクトロニクス。風水嵯峨氏の精神を受け継ぐかのような澄んだ曲。ゲームのBGMっぽいです。こんな曲がノベルゲーム中に流れてきたらプレイの手が止まるな。
orbitalのchimeを思い浮かばせるベルサウンドが印象に残るハウス。地味だけど悪くない。
⑥わかりやすいハピコア。たまにはこういう王道も悪くないと思えるのはメロディが良いからか。
⑧こちらもストレートなインスト・ポップロック。ちと古臭いのが逆に味。イントロが好きだ。


インパクトは薄いものの気軽に聴ける一枚。
落ち着いた曲が多いのでリラックスしながら作業する時に適してます。