soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

Presence 007 / gatearray recordings

オリジナルのフロア仕様テクノ・ミニアルバム。4曲入り。データトラックに音ネタを収録。


リズム重視の踊れるテクノ。体が突き動かされるかっちりしたビートにクールなシンセが乗る。DownForceRecordによく似たサウンドです。そもそもFumiaki Kobayashiさん、Ryo Ohnukiさん、Atsushi OharaさんなどほとんどのメンツがDFRと被ってるからですが。
フロアでそのまま使えそうなクラブサウンドばかり。とにかくドンッドンッとビートが気持ち良い。テクノ好きには文句無しに勧められる。逆にメロディメイン/歌モノが好きな人は聴きにくいかも。


①トライバルなリズムでスタートし綺麗なシンセが絡んでくる。キックが強烈でノレる。目をつぶりながら頭を揺らしたい一曲です。
②ベースはひたすら同じフレーズを刻み続け、シンセがたまに顔を変える。反復による快楽がいかんなく発揮されたダンストラック。気持ちええ。
③ギュワンギュワンと低音の効いたミニマルテクノ。音選びのセンスが非常に良い。
④過激に盛り上がらないまま、淡々と攻めるラストトラック。派手な動きは無いものの石野卓球みたいなリズムワークに惚れる。


踊らせることに専念したガチテクノ。
4曲だけってのが寂しくもありますが、各トラックは同人のテクノ系トップレベルのクオリティです。DFRが好きならまず楽しめる。