soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

DIGITAL RADIO CLASSIC / RMT

私の大注目サークルRMTからメタルマックスアレンジ。また奇妙なセレクトを(褒め言葉
サイトにてライナーノーツあり。


戦場らしいワイルドなテクノ/ブレイクビーツがメイン。まったりしてた過去作とはまた違った趣向です。
アグレッシブ路線も良い感じ。暴力的ではなくファンキーなうるささ。適度に騒がしく、ノリノリで聴ける。
過去作にあったアンビエント/エレクトロニカ路線も2曲収録されています。こちらも相変わらず良い出来。
コアになりすぎず、かといって薄っぺらいかと言えばそうでもない。絶妙なバランスは曲調が変わっても健在です。


①「メインテーマ」。ピコピコ音満載のブレイクビーツ。グニョグニョ具合が良い。裏打ちライド萌え。
②「戦車に惹かれたい…」ファンクなビッグビート。陽気な声ネタが癖になる。こういう「テンションアガればいいじゃない」的なノリは大好き。
③「Dr.ミンチにあいましょう!」レトロフューチャーな大人しめテクノ。過去作の作風に近いです。哀愁溢れるメインシンセが泣ける。
④「なみだの7ミリ機関砲」癒し系アンビエント/エレクトロニカ。ベースが結構動いてるはずなのにまったり浸れる。
⑤「キャタピラビレッジ」声ネタサンプリング満載のヒップホップ/ブレイクビーツ。声ネタはノリノリ、でもコード進行はちょっと哀愁入ってるのが面白い。とにかく体が動くバウンスチューン。今作で一番好きです。
⑥「お尋ね者との戦い」ラストは勢いのあるビッグビート/テクノ。ゴアトランスチックなウネウネシンセベースが気持ち良い。


楽しげなブレイクビーツチューンとしんみりするエレクトロニカ
とてもキャッチーなのですんなりと聴ける。今回も快作です。
路線が変わっても無問題。夏コミはKEYアレンジとのことで期待大!楽しみだなぁ。