soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

痕 アレンジサウンドトラック 2009 / Leaf

C76Leaf企業ブースにて販売された公式の6曲入り痕アレンジ。アレンジャーは石川真也、松岡純也、衣笠道雄と現Leafのサウンド担当の方々。下川さんと中上さんは残念ながら不参加。


ソフトアレンジが主体。原曲のメロディはほぼそのまま残し、バッキングを現代のサウンド環境に合わてビルドアップ。
ド派手なアレンジは無いけど、原曲の魅力がそのまま生きた良アレンジです。
まったりと聴ける。

①「千鶴」アレンジ。フワフワした電子音が漂うテクノポップ調アレンジ。ずっしり効いたベースが気持ちいい。まったりしたメロディだけどギターを取り入れたりもしてて楽しげな感じに仕上がってます。
②「ストライキファイター3」アレンジ。いわずと知れたアップテンポの名曲が音質良くなってよみがえった。ブレイクビーツ気味のリズムと後ろを漂うシンセが盛り上げてくれます。
③「鬼神楽」アレンジ。和とロックの融合はそのままに現代風に音がバージョンアップ。
④「光の粒」アレンジ。原曲と同じく悲しい曲調。
⑤「それは…現実」アレンジ。プレイした人なら必ず印象に残ってるであろう名メロディが笛やストリングスでドラマチックに奏でられる。
⑥「ためいき」の落ち着いた4つ打ちアレンジ。ラストにためいきを持ってくるところがニクい。メロディが映える良アレンジ。


Leafの公式アレンジって「orange」以降はいまいちパッとしなかったんだけど今作は良かったです。痕好きならまず楽しめる。やっぱ名曲多いなぁ。