soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

黄昏の姉妹、終末のマリアージュ / 花を吐く抄女

一本道ノベルゲーム。プレイ時間は1時間半ほど。
ジャンルは終末世界平素徒然物語とのこと。
文字&背景オンリー、ボイスあり。
音質が好きでないことから、申し訳ないのですが今回もボイスオフでプレイしました。


奇病が広まったこの世で、唯一存在する人間となっていまった姉妹の徒然物語。


終末モノ。しかし、メインは過去作の例に漏れず姉妹の何気ない日常。
クールだけどだらけまくってる姉としっかりものだが抜けている妹のナイスコンビによる気の抜けた会話は不思議な面白さがあります。
終末モノらしかぬゆったりした時間が流れていますが、所々に世界の現状が顔を出し「普通」とは違った味を出している。
最後まで暗くなることなく、姉妹の会話を楽しめました。
動物より地位の低い妹哀れなり。


普通と違うのに、どこまでも日常を感じる作品。
花を吐く抄女スタイルを完全に確立しているなぁ。
過去作が好きなら間違いなくハマります。オススメ!