soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

黄昏の姉妹、終末のラジオ / 花を吐く抄女

一本道ノベルゲーム。プレイ時間は1時間半ほど。
文字&背景オンリー、ボイスあり。
駄弁りノベルゲームの傑作「黄昏の姉妹、終末のマリアージュ」のアナザーストーリー的な側面があるので、先に「黄昏の姉妹、終末のマリアージュ」をプレイしておいたほうが楽しめます。


機械人形2人(2体?)だけで運営している衛星ラジオステーション「スターダスト RADIO」通称「ほし屑ラジオ」。
リスナーはほとんどいなくとも、今日も地球に向かって電波を送る……。


「黄昏の姉妹、終末のマリアージュ」に出てきたラジオの放送源が舞台。思わずニヤリ。
普段と比べると、ウリである他愛無い会話が減って、状況説明的な描写/セリフが多いように感じました。
あの、ぼけーと駄弁ってるだけなのに面白いという感覚があまり無くてちょっと物足りなさがあります。
キャラがイマイチ弱いってのもあるかも。
アイキャッチの絵はツボなんですが。


本編はあまり魅力を感じなかったのですが、スタッフロール後のワンシーンが物凄く良い。
寂しげなBGMも相まって心に強く響いきました。
単体より「黄昏の姉妹、終末のマリアージュ」の補足作品としての意味合いが強い気がします。
そう考えるとこれもアリか。

↓ネタバレ


「黄昏の姉妹、終末のマリアージュ」との時間関係はどうなってるのだろう?
くず星ラジオと地上が相互交信できたのは「黄昏の姉妹、終末のマリアージュ」より後の話なのだとしたら地球は滅びてないことになるけど、ここらへんきちんと理解できてない。
わかるひといたらぜひ教えてください〜。