soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

M3 2012春の同人音楽CDでビビッときた4枚とか

M3 2012春でゲットした同人CDは23枚+α(ゲームとか同人誌)。
イベントからだいぶ経っちゃいましたが、恒例になりつつあるそれぞれ最低1〜3回ぐらい聴いた今の時点で「こりゃヤバい!」とビビッとキタのは:

レイドバック感のある淡いオケと暴力的なブレイクビーツのブレンド。ソフトとハードが交互にくるんじゃなくて同居してやってくる感覚。要素のバランスが非常に良かったです。
あとブレイクコア系なのにめっちゃエモい!

ビートレスのアンビエント。雪景色がずっと続くみたいな圧倒的な静の音世界で大人しい音楽を欲しってる時によく聴いてます。雪と曇り空の境界線まで表現したような緻密な音作り。
タワレコにも置いてるし、渚音楽祭にも出たことがあるらしいのでここに並べていいのか微妙だけど良かったことは間違いないので。
一番ヘビロテしてます。なんか聴きたくなる。

Diverseのハウスオンリー。
もう純粋に曲が最高です!踊りたくなるリズムに琴線に触れるメロディ。どちらかというとノリが良い聴き心地。
一口にハウスと言っても明るい曲からオサレな曲、エレクト寄りからシカゴ寄りまで色々なタイプの曲調が入ってるのも面白い。
前半から中盤にかけての良曲ラッシュには笑みが止まりません!

paraokaさんが派手にやってくれました!一曲目のイク曲から音楽のパワーが暴発してしまうのを抑えるのが必死!ってぐらいに元気のあるメロディ・フレーズがたんまり。(≠単純に明るい曲)
ここ数作の「スゴイけどCD全体であと一歩弱い」感覚を消し飛ばしてくれました。
単純に良いメロディや音作り……じゃなくてparaokaさんのにじみ出る個性が充満してる。快作です。




Diverse、paraokaさんとこっちの期待値が高まりすぎてハードル上がるガチなサークルがその期待すら上回る渾身の一枚を生み出してくれたのは嬉しい限りです。
あとDTMできるかな同人誌BMSゲームのplugoutやら音楽CD以外でなかなか楽しめました。

あ、音楽CDの枠内でもmp3で300曲収録したCDがあってこれもなかなか楽しめました。無駄に300曲ではない!


全体では、綺麗にまとまりすぎて衝動が沸き起こらなかったサークルと純粋に面白いなーと思うサークルに分かれてきた気がします。
CD内容がというより、自分の向き合い方や界隈の規模が大きく関係している気がする。


今回もtwitterの方でちょこちょこつぶやいてた「M3 2012春CDの感想関連のつぶやき」をまとめてみましたー
http://togetter.com/li/320797