soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2012/07/14 GOMA Healing Channel @ 岸和田自泉会館

GOMAによるディジリドゥのアコースティック、癒しの側面に焦点を当てたイベント・シリーズ。
過去に寺にもで開催したりと演奏する”場所”も大事にしているイベントです。


今回は岸和田の歴史のある会館。岸和田はGOMAさんの地元だそうです。
会場までの街並みも風情があって歩いてて楽しかった。
すぐ近くに大きな城もありました。門は閉まってたけど早い時間帯に来てたら入れたみたい。残念。


会場に入るとディジリドゥの周りを半円を作る形で椅子が置かれており、配置から風水的なパワーを感じる……。
地元の知り合いも多かったみたいで開演時間にはほぼ満席になってました。


イベントの構成は第一部ライブ → 質問コーナー → 第二部ライブとなってました。


まずは第一部ライブ。アコースティックなディジリドゥ。
”癒し”というイベントテーマから想像してたより躍動感がある演奏でした。
終盤にスネアみたいな音を出しててリズミカルになっていった。少しづつ外が暗くなるのに合わせて音に没頭していく感覚。


少し休憩時間を取ってから質問コーナー。質問は事前に紙を渡して募っていました。
質問は絵やディジリドゥなどについてがほとんど。詳しくは書かないけど気取った言葉を使わず*1、素直な言葉。でも考え方が面白いから興味深かった。
GOMAさんの今の症状についても聴くことができました。脳は元通りにはならないけどシナプスが長い歳月をかけて伸びて損傷した脳と脳を結んでいくらしいです。回復……とは違う、生まれ変わってるそうで順調に第二の人生が進めばいいな、と。
あとMDTで発表された映画は3Dで奥行きで過去、現在、未来を表現していて無駄に3Dなわけではないそうですw


第二部ライブ。
こちらも最後は躍動感のある、リズムの存在する演奏でした。でもスネアとはまた違う音でリズムが発生してた。


特殊な環境でのGOMAさん。なんだか不思議な体験でした。
自分が虜になってるのはGOMA&The Jungle Rhythm Sectionであって、アコースティックなGOMAさんの良さは100%理解してるわけじゃありません。
でもGOMAというアーティストがまた少しわかった気がしました。


*1:事故のせいで"使えない"のかもしれません