2013/03/27 HUSKING BEE @ 梅田クアトロ

この週、二回目のクアトロー。


青春のハスキンがついに復活!「the steady-state theory」はいまでも人生で一番好きなアルバムのひとつです。

でも解散時メンバーの半分*1が欠けてる……。KEMURIの時に比べてそれほどテンションがあがってないない自分に驚きながらもとりあえずチケは取った。
そのあと新譜を予習したり、過去の作品を聴きこんだりしてたらなんだかんだでクアトロ向かうときは「もうすぐあのハスキンが!」とドキドキしまくってました。


客入りはそんなによくない。キャパMAXの6〜7割ってところ。
若い人もそこそこはいるけどやはり年齢層は高めかな?
”おっちゃん”と呼べるような人がキラキラした笑顔でモッシュで楽しんでるのはとても良い光景でした。


ほぼ時間通りに登場。
立ち位置がドンドンが下手、新ベースが中央、イッソンが上手という並び。イッソンが真ん中じゃないのは意外だったな。
ドンドンがびっくりするぐらい痩せててめっちゃイケメンになってる!イチロー中川家・兄を合体させたみたいでハンパない爽やかさでした。


高まって声を挙げるオーディエンスに対して、小声で「ハスキンはじめます……ハスキンはじめます……ハスキン(ry」といきなりガクッとくるおとぼけMC。変わってないなぁ。
しかし、一曲目の『#4』が始まると興奮は早くもピークに。ついにハスキンのライブだ!


パンクなんだけど暖かさに溢れてる。マッチョイズムがまったくない。



新譜メイン+昔の代表曲。
新譜はCDだと「いいけど過去作に比べると」ってな印象だったんですが、ライブだと過去曲とくらべても遜色なく自然にセットリストにハマってます。
特に『暖願コントロール』の「まん丸〜い夜さ♪」がすごく耳に残ってしばらく頭から離れませんでした。『Sun Pillar』の胸を締め付けまくる泣きのCメロもヤバかった。
他にも、ギターの小技が効いた『Art Of Myself』、手拍子で陽気なブギウギなノリを作った『Mingle with the Night』、ブレイクビーツ調のドラムイントロに先導されてドンドンが腰を据えて熱唱した『らせんの夜』、新メンバーの若さが際立つサビの入り方が気持ちいい『Face the Sunflower』、「Thought スパイラルグライダー instinct パラグライダー」のイッソン節が爆発した『Taking in the View』、テンポのアップダウンが楽しい『萌弾タイムス』……と良曲がいっぱい。ライブだとCDで聴くより各曲の個性がより際立ってました。



また、当時は問題作扱いだった「variante」の曲がすごくよかった。
『ロバの口真似』『摩訶不思議テーゼ』暖かいメロディがじんわり身体に染み渡ってくる。早すぎた良盤だったのかな、と。


過去曲は代表曲中心で、『ANCHOR』『8.6』1stの冒頭パンクチューンを間に挟み込んできたり、「このメンバーではじめて人前で演奏する」という『Sing to me』を入れてきたり、『欠けボタンの浜』を熱唱したり。(『By chance』あたりもやったっけ?)
一番盛り上がったのは痛風ネタのMCから「セトリにないけどやろっか?」とスタートした『新利の風』。ほんといい曲です。


本編ラストの『the steady-state theory』は上手にいたイッソンが真ん中にやってきて盛り上がった。
長身のベースのマイクで歌おうとしたけど身長差がありすぎて困ってるイッソンがかわいかったw



新メンバーはMC苦手なのをつれてきたなー、と、
大きなメガネ君のベースは早くもイジられキャラが確立しつつある。
対してドラムはちょっと毒のあるいままでのハスキンにないキャラ。なんか好きだ
演奏は派手さはなく、ハスキンの穏やかな部分がより強調される感じになったかな。


この日はリリースツアー初日。イッソンの声はすこぶる調子いい。『星降る昏い』での熱唱は素晴らしかったです。
逆にバンドとしてはまだ完全にまとまりきっておらず、リズムがよれたり走ったりする場面が幾度かありました。


アンコールでは『Feedback Loop』
とても良い曲なのにオーディエンスがWALK待ちモードなのがヒシヒシと感じてもったいないなぁ、と思いました。まぁ、確かにロック的なダイナミズムは弱いのでライブよりCDの方が聴こえが良いところもある。
『符思議なメロディ』が締めでびっしり決まったイッソンバンドとの対比を考えると良くも悪くもハスキンが戻ってきたのかな、と


ダブルアンコールでこんどこそ『WALK』を披露して終了。



個人的な感想としては、熱さやパワーはイッソンバンドの方が上でした。*2
参加してるのがものすごいメンバーだもんな*3
イッソンバンドの『Walk』なんて周りが見えなくなるほど興奮したけど。今回はそこまではいかなかった。


でも新曲は確実に”ハスキンのセトリ”に組み込まれてて、新しい一歩を踏み出しているのを感じました。


いきなり完成度100%ってわけじゃない。
これから新生ハスキンが育っていくんだろうなぁ。だから若いメンバーを取り入れたんだと思います。



*1:ドラムのレオナ、ベースのテッキンはDevilock Finalでは一緒に復活したもののすぐに脱退。

*2:磯部正文BANDの曲も好きだから、また何らかの機会でライブで見る機会がアレばなぁ、と思います。

*3:加えて”ファンダンゴ”という場の魔力もあったのかもしれません