2013/04/08 A Taste of Sonar in Osaka Day2(Karl Hyde、Darkstar、Altz) @ 梅田クアトロ

SonarSound Tokyoの大阪縮小版。梅田クアトロでこじんまりと。目玉はUNDERWORLDのボーカリスト、カール・ハイドのソロ!


仕事が長引いて1時間半の遅刻。大急ぎでクアトロへ〜。
フロアに降りると人はまばら……。ソロとはいえどUNDERWORLDのメンバーがいるのに客は100人程度と寂しいことになってました。ほぁー、こんなもんだろうか。

DARKSTAR

途中から。
キーボード、サンプラー、ボーカルの3人グループ。全員機材を弄りながらのライブ。
ボーカルが想像以上に熱唱してる。マイクをガッと掴んで歌う姿はテクノ系のボーカリスト像から外れてて意外でした。


音はチルウェイブに近いだろうか?ダウナーでドリーミーなデジタル・ミュージック。サンプラーの音がいちいち気持ち良かったです。ビートに合わせてシンプルなピアノフレーズを叩いたり、音を重ねていくのはDTMソフトやKAOSSILATORで気の赴くままに作ったみたい。それを最高の音選び、音作りでやってる…という印象を抱きました。


音に合わせてゆら〜っと揺れてるとかなり気持ちいい音楽です。
期待してた以上に良かった!


Youtubeにアップされてる『Amplified Ease』と『Timeaway』が聴けなかったのは残念。たぶんやったんだろうな。
しっかり最初から聴きたかった、と思わせるライブでした。


Altz(?)

転換中のBGMがビートが効いたテクノでえらくかっこよかった。
今思うとAltzさんがDJしてたのかも……。

Karl Hyde

真打ち!
キーボード×2、ベース+カールがギターとボーカル。リズムトラックは打ち込み、というスタイル。


歌モノ……ってシンプルに言うのもなんか違うな。朝霜が降りた草原に眩しい朝日が反射する……ってなイメージのグッドソング。英国人らしいメロディとコード進行はTravisを思わせるところがあります。メロディはアンダワだけどグルーヴ、ノリは似ても似つかない。
なかなか説明が難しいんですが、シューゲイザーポップのように必要以上に開放感を煽ることもなく、初老のおじさんが歌ってる良い曲という感じ。アンダワ曲でいうとリズムを排除した「Ring Road(Oblivion with bells)」?
「あ、ここまで王道な英国らしい歌をやりたいのか」と思いました。


雰囲気はいいんだけど、正直「あのカール・ハイド」と考えると後一歩な印象もあります。
ただとびっきりの笑顔で歌うカールには癒されました。カールが笑うと釣られてフロアでも5、6の笑顔が咲く……。誇張じゃなく本当にそんなことが怒ってた魅力のある笑顔。素敵だわ……。


軽くしか聞き取れませんでしたが歌詞が良さげ。イメージが浮かぶ歌詞。歌詞を理解して、CDで聴きこんだらまた印象が変わりそう。


大人しい曲でもたま〜にクネクネ踊りだすカール。ギターはうまいし、ボーカルは素晴らしい。リズミカルなボーカルじゃなく普通に”歌”を歌うことでよりボーカルとしてのポテンシャルの高さを感じました。


PVカット曲の『The Boy With The Jigsaw Puzzle Fingers』が良かったです。落ち着くメロディ。
後半はお待ちかねのUNDERWORLD曲のセルフカバー。
曲は『JUMBO』『Dirty Epic』『Between star』どれもリズムを完全に抑えてメロディを聴かせるアレンジ。ビートのカタルシスには一切頼ることがありません。
歌モノになっても違和感がない。アンダワ曲のメロディの良さがよくわかる面白いアレンジでした。


曲によってはギターを置いて、気持ちよさそうに踊るカールがかわいかった。ダンスのキレは常人と違います。ボブ・マーリーとかこんな感じだったんだろうな。動きが違う。


アンコールではまたしてもUNDERWORLDからBeachのサントラ提供曲『8 Ball』。これがめっちゃよかった!一番リズミカルでフロアもクラップで盛り上がった。サビがさっぱりして気持ちよかったー。




カールはすごくリラックスしてステージに立ってました。冗談を言ったり、曲が終わったら「フゥー!」っと騒いだり。一番楽しそうにしてる。MCも陽気で良い人オーラ出まくり。踊りまくってるUNDERWORLDではわからない一面でした。
4人で肩組んで挨拶したあと、カールが踊り出したのが面白かったw


ぶっちゃけ音はDarkStarの方が好きだったけど、この人数この近さでカール・ハイドを見れるチャンスはもう一生無いだろうな。
出演者のネームバリューのわりにこじんまりとしたイベントで、満足ゲージが100%満たされたわけではないけど行ってよかった。
なんだかカール・ハイドのシークレット・ディナーショーに呼ばれたみたいな不思議な感覚でした。