2013/05/09 山本精一 CHAOTIC SOUND TRAX vol.1 - 無像映画の上映+サウンドトラックの実演 @ 難波ベアーズ

読めば読むほど何なのかわからないライブ名。頭にハテナマークを浮かべながら行ってきました。
端的に言うと暗闇の中での映画音楽的な即興演奏でした。




客は16人くらい。いつもの平日のベアーズ。みんな壁際に座ってて、フロアの真ん中にスペースがぽっかり空いてるのがなんだか面白かったw
スタート前に「始まると非常にトイレに行きにくくなります」との告知。そう言われると近くなる〜。


20分遅れぐらいで山本さん登場。「今日は音だけの無像映画は成り立つのか、というものです。よくわかりません。」「最初はいつものギターソロですけどそのうち”そっち”に行きます」とよくわからない説明。



宣言通りにいかにも映画OPなギターソロでスタート。夕焼けの浜辺のカットが頭に浮かぶ。なかなか良いギター演奏。
メインテーマ(?)が終わると急に照明が真っ暗になり、ベアーズはさながら2011年に勝井さんとやっていたIn The Dark状態。真っ暗なまま、自作(?)打ち込みトラックにギターを合わせた映画的即興演奏が始まります。


始まりの、生命の誕生みたいな神秘系BGM → 「不思議の国のアリス」みたいなかわいらしい系BGM → チェイスシーンみたいなドンドコ系BGM……とここまでは映像が浮かびやすくて「なるほど、今回はそういう趣旨ね」と納得してました。


しかし、4シーン目(?)ぐらいから演奏が一気にコラージュ的になり、頭に浮かんでた映像がかき乱されていく。サンプリングされたセリフの後ろでスクラッチ・ノイズが騒いでたり、どんどんわけわからなくなってく。進むごとにストーリーどころか映像すら把握できなくなっていきました。


音はかなりの爆音でした。特に車の走行音、クラッシュ音が暴走気味にサンプリングされたパートはいままでのベアーズのどのノイズライブよりも”ヤバイ”と感じたかも。音がベアーズの外にはみ出していく感覚がありました。暗闇だから壁の意識がなくなってたのかも。


最後に最初のメインテーマに戻って終わり。もうわけがわからなかったです。


kishidashinの映像部分が音に変わった?
私が思い浮かべたのは下のドン・ハーツフェルト作品の6:25からのカオス感をさらに増長させたイメージ。絵がイメージできない。概念が暴走してるサイケデリックな無像映画でした。迫力あるサウンドはなかなか聴き応えがありました。





(半笑いで)「本編は終了です。あとはここでダラダラやってます。」と演奏が再開。ここからが”サウンドトラックの実演”かな?
尺八か笛のウワモノ&ヒップホップ・リズムのトラック。その上にブルース・ハープを載せる珍しい演奏でめっちゃかっこよかった。けど「よくわかりませんね。終わりましょうか」とすぐ終わっちゃっいました。


山本さんは始まる前も終わった後も「今日はよくわかりません。」と連呼。あなたがわからなかったら我々はもう何もわからないですよw


ライブ告知でも
山本さん)「次(のライブ)はなんだっけ?わからんな。」
PAさん)「うーん、なんだったかな?わからないです。」


わからないづくしの一夜でした。