2013/10/14 Minami Wheel 2013(GAKU MC、Neat's、黒木渚、あらかじめ決められた恋人たちへ)
アメ村一帯のライブハウスを使った大阪ではめちゃくちゃ有名なフェス。とにかく出演バンド数が多い。実は今回がはじめてのMinami Wheelです。
サーキット系フェス*1はすぐに入場規制かかるとの話に不安になりながらの参加。ってか舞音楽祭との連チャンで体力死にそうでした……。
BIG STEPでチケット交換。リストバンドじゃなくて首からかけるパスケースです。
アメ村全体がイベントの色になるのかな、と思ってたんですがあんまりそれっぽい人はいないな。そこらへん歩いてたら参加者ばかりってわけじゃないのね。
客層はライブハウスに普段は近づくことなんてないであろうおじさん、おばさんが多くて意外でした。だいぶイメージと違うかったかも。
GAKU MC (Pangea)
ほぼ満員にまで人が入ってました。
フジロックの時にいたサポートバンドは無しで完全にソロの弾き語り。
頭から「皆のことを客と思わないから。バンドメンバーだと思ってるから。」と予想だにしない発言。だから一緒に歌ってくれとのこと。キツイこと言っても人の良さが滲み出るユーモアある言葉です。やっぱこの人は言葉を操るのが上手いなぁ。
そんな客とのやりとりも多用するので、ソロ弾き語りでも不足感はなくずっとわくわくしながらライブを観てました。どの曲もスっと歌詞が入ってくる。ラッパーとして言葉の力を磨いた結果。GAKU MCは日本で最も素晴らしい作詞家の1人だと思います。
ライブの始まりには声を出すのをためらってた客達も最後は皆で歌って一体感が生まれました。GAKU MCの言葉通りになってる!
ココロの奥からホクホクする素敵なライブでした。
- 昨日のNo, 明日のYes
- all for PLUS
- ナクスコトデシカ
- all you need is rap
Neat's (DROP)
女性ソロユニットのポップス。ライブはバンド形態。こういうモロにポップなライブはあんまり行かないから新鮮だった。そして普通に良かったです。
ガチなポップスだけどアレンジは凝ってた気がします。
黒木渚 (Club☆Jungle)
話題になり始めてた頃なので人いっぱいでした。おそらく入場規制になった。
ステージとフロアに高低差が無いので残念ながらほとんど見えませんでした。見えるのは黒木渚の顔だけ、しかもこの人は片目隠す髪型だから左目しか見えてないw
CDからしても遜色のない完成度で歌唱力はかなりのモノ。ダンスを踊るように優美に歌ってるのもステキです。*2バンドの演奏もパワフルでした。
怖い/微グロな世界観の歌詞だけれどMCを喋る黒木渚さんはとても真面目そうな人でした。ぶっ飛んでるわけでも暗いわけでもなく普通な人。すごく感じがよかった。
大好きな「クマリ」を聴けたのは嬉しかったです。めっちゃポップやーん!新曲の「マトリョーシカ」もアップテンポでイイ曲だった。
「大阪って笑顔にさせてくれる街。そんな場所があるのは嬉しい。」嬉しい事言ってくれますなー。
そのまま感情的に「骨」を歌われると……なんだか感動してしまいました。
またフルでライブを見てみたいものですなー。
- あたしの心臓あげる
- クマリ
- マトリョーシカ
- はさみ
- 骨
あらかじめ決められた恋人たちへ (Drop)
トリはThe Mirraz、N'夙川BOYSもあって悩んだんですがあら恋にきめました。
ギターあり。Lagitagidaの人かな?かなりの暴れっぷりでした。
開始30秒で池永さんが帽子を落とすのはいつものこと。踊りまくりですからねー。俺も踊りまくり。
ベースの劔樹人さんはここまで苦しそうな表情してたっけ?なんか死ぬ寸前みたいな顔してましたw
あら恋の音楽はテルミンの音色がここまで感情を揺り動かすのか、と気付かされます。すがりつくようにぶつけてくる。これは他のバンドじゃ味わえない感覚です。
CDより短くしてた「テン」。新譜で一番好きな曲ですがライブでも最高でした。ヘヴィなギターの部分、あそこでグワッときます!
本編は「Back」で終わり。アンコールで「前日」の短いver.
どちらも名曲です。最後はドラムセットから天上にぶつかるぐらいの大ジャンプ!ステージ上の池永さんはクールだけど全力アクションですげーっす。
「ラセン」が無くても物足りなさありませんでした。あら恋としての完成度がどんどん強くなっていく。
こんだけ良いライブするんだからワンマンに行くか悩みました。しかし、すでに同日のLEO今井のチケを取ってたので泣く泣くスルー。
- カナタ
- RES
- FLY
- テン
- BACK
- 前日
初のMinami Wheelでしたが、思ってたほどお祭り感はなかったのがイメージとは違いました。ライブハウスは結構離れてるところもあるので時間調整が難しくて落ち着かないですねー。
でも普段見れないNeat'sみたいなバンドが見れるのはとても良かったです。