2013/10/19 LoudPark 2013 day1 (BRING ME THE HORIZON、DEVIN TOWNSEND PROJECT、THERION、LORDI、BEHEMOTH、CARCASS、ANGRA、EUROPE、STONE TEMPLE PILOTS) @ さいたまスーパーアリーナ


かのメタルの祭典へ!


珍しく東京に遠征です。それもなにより崇拝するDEVIN TOWNSENDが来日するからです!DEVIN先生の音の塊に衝撃を受けて8年……やっと日本に来てくれた!


大阪から飛行機で移動して3時間もかからずに到着〜。これがさいたまスーパーアリーナか!黒いTシャツを着た人達がワラワラ集まってくるw


会場のレイアウトは、スタンド席に降りれるドアとアリーナ(=スタンディングエイア)まで降りられるドアが分かれてて慣れるまで時間がかかりました。最初はアリーナまでなかなか辿り着かなかったw


2ステージが正面左右に分かれているので移動もが楽でした。隣のブロックからでも見ようと思えば見れるし。
フロアの後ろが人いっぱいになることはほとんどありませんでした。廊下の人はまばらだったし集客は苦戦してるのかな?おかげでスタンド席の良いところにすんなり座れました。


参加者見てるとLoudparkのレイアウト/雰囲気に慣れてる人が多い様子。常連に支えられてるのかな?


BRING ME THE HORIZON

次のDEVIN狙いで逆サイドから観てました。


デスコア。それほど個性があるわけでもなく印象には残りにくいけどサークルに参加して無心で回ってたら楽しかっただろうな


最後はアトモスフェリックなスローテンポ曲で終了。個人的にはこれが好印象でした。



DEVIN TOWNSEND PROJECT

敬愛するデヴィン・タウンゼント。「Zen(禅)」とか「kawaii(かわいい)」とか日本語絡みの曲をリリースしながらもなかなか来日することなく14年……ついに来日です。このためにラウパきた!
サウンドチェック中、バックスクリーンには名画(モナリザとか)にデヴィンの顔が合成された絵 → 羊が分裂していくというファンですら引き気味なサイケ極まりない映像が流れてました。変な空気が充満したところで登場!ハゲだ!!


セトリは素晴らしかったです。往年の(ソロの)代表曲をバンバン入れてきた。
ソロ一枚目のインスト「Truth」でスタート。さっそく”うわー、生のDEVINだ!”とワクワクしまくってました。
次はデジタルな音使いが印象的な「Regulator」。ヘヴィなミュートリフがザクザクと刻まれてさらに気分が高まる。そして次の「Christeen」で爆発。Devinの曲史上もっともポップなこの曲。CDだったら「Truth」の次の曲なのに「Regulator」が入ったんでまさかやるとは思わなかったから……めっちゃ嬉しかった!


さらに「Phychist」収録の名曲「Kingdom」。まじかー。新譜からスピード感のある「Liberation」。ブギウギなアメリカ人らしいリズムの「war」と何度も聴いてきた曲が目の前で披露される様に感動。
ヘヴィなのに陽気なDevinらしい「war」に合わせてみんなで手を左右に振る。すごい良い光景でした。DEVINはあのフロアの光景をみてどれだけ自分が望まれていたか実感してくれ!そしてまた来日してー!


「Juular」では三人でステージ中央に集まって揃って角度を変えていく60's〜70'sみたいなパフォーマンス。3人のとびっきりの笑顔が忘れられなくて一番印象に残ってる瞬間です。


夢の時間もつかの間。早くもやってきたラスト曲は新譜から「Grace」。ポップに上昇していく曲。想いよ届けーっ!てな気持ちで全力で「Grace-----!!!」って叫んできました。


感無量です。聴きまくった曲のフレーズが鳴ってる。あまりの高まりにこんなにも待ち望んでたのかと自分でもびっくりしました。音の壁のパワフルさより曲の純粋にいい部分を丁寧に表現してる、そんな演奏でした。


最高……と同時に持ち時間短すぎるよ!とも言いたい。絶対にまた来日して欲しいです。



THERION

女性ボーカル2人に男性ボーカル1人のシンフォニックメタル。
女性ボーカルがものすごいオペラ声。高音効きまくっててここまで来るとネタにも聴こえて笑っちゃうレベルでした。
「夢見るシャンソン人形」のカバーなんかも披露。変にポップでけど歌声はオペラチックで……うーん、シュール。



LORDI

被り物系バンド。座りながらまったりと。どデカイ音でビシビシ耳を刺激して気持ちよかった。
曲はオーソドックスなメタル、むしろハードロック寄り。キャッチーさはアメリカンな感覚もあります。


歌詞も「I'm the BEST!」とか「HARD ROCK HALLERUJA!」とか親しみやすい。ガス噴射など小道具も使いながらの派手なステージングは「おぉ、これぞメタル!」って感じでラウパ気分が高まりました


BEHEMOTH

ブラックメタルの大御所。


被り物……じゃないけど白塗りメイクに鶏の足(?)をぶら下げたネックレス……とLORDIに劣らずの非日常なサタニズム・ファッション。


大暴れするっていうより、冷静に重みを持って直立不動のまま殺す感じ。その異様な空気に飲み込まれそうになりました。回転ヘッドバンギングがあまり見れなかったのは残念。


ファン層が被ってるカーカスが次に隣のステージでやるもんだから、終盤は移動するか迷ってる人が多かったように見えました。そんな状況なのにバンド側は終わったと思ったらまた続けたり、という演出をするののでフロアが混乱してたw


CARCASS

ゴアグラインドー。集客的にこの日の一番人気のひとつじゃないでしょうか。
グロ画像を見るのが嫌*1とかもあり最初は後ろのほうで見てました。


一曲目「Buried Dreams」から極悪な音。リフがカッコイイんだ!デス声も健在。
その激烈/ドス黒な音のわりにメンバーの風貌や表情はラフな感じ。アメリカンなロックをやっててもおかしくなさそうなニイチャン達。この黒い方向に入りきらない絶妙なバランスのオーラがまた良かった!


強烈なリフの中にスッと入ってくるきれいなギターソロも決まってます。マイケル・アモットいなくても全然OKです。新譜の曲もまったく違和感なくフィットしてた。


で、あまりにかっこいいもんだから居ても立ってもいられなくなって前に突っ込もうとするもフロントブロックは入場規制!人数的にはまだ余裕ありそうだけどサークル広がってるからなぁ。
次々と極悪リフがドロップされるなか、まだかまだかとスタッフの前で待ち構える。「Reek of Putrefaction」のえげつないイントロとかも聴こえてきて……カッコよすぎる!そして規制解除されたら大騒ぎして走り出したいのをこらえて競歩で前へ。


ちょこっと様子見しようかな……と思ったけどもすぐ横に発生しているサークルに感化されて気付いたら左回りしてました。
中はそこまで暴力的でもなくハイタッチもあるメロコアみたいなサークル。Carcassメンバーのラフな雰囲気がそうさせてるのでしょうか?”暴れてやるぞ!!”じゃなくて”楽しい!!!”って感情でいっぱいの楽しいサークルでした。そのうち前方でも発生して八の字になったり。走ってるうちに着てた上着の袖も伸びきってダルンダルンになってました。回ってたらグロ画像見えないし!w


完全にハイになってるところで一番好きな「Corporeal Jigsore Quandary」の名イントロ”ドッドッドコドコドコドッドッ!”が聴こえてきた次点で私は発狂。あまりにテンション高まりすぎてメドレーでつなげた「The Sanguine Article」では体力が切れたw演奏自体も若干ダレた?


今までの極悪な音から一転して鳴らされる情緒あふれるフレーズの「Heart Work」で締め。感動ですらありました。忘れらない瞬間。


曲が終わってもHeatWorkのフレーズが鳴り続けます。スクリーンにはグロ動画。フロアは大音量のカーカスコール。アンコールあってもおかしくないくらいのコール*2。グロと祝福の謎の感動に包まれました。


いやー、楽しかった。最高すぎた!!!
Devin Townsendと並んでベストアクト。一心不乱になれたという意味ではDevinより上かも。


ANGRA

カーカスで体力使いまくったのでスタンド席から。客の入りはこの日一番だったでしょうか。Rhapsodyのファビオが代理ボーカル。


のっけに「Angels Cry」でこれぞメタルってなギターソロ、リフ、ボーカル。かっこいい!
「Time」のような壮大なバラードが身に沁みました。ファビオは超高音ボーカルを人外レベルまで伸ばしたりとやっぱこの人すげぇな。


「Carry On」での盛り上がりは最高潮。いやあのイントロはカッコ良すぎです。アリーナ全体に拳が上がってた。「Rebirth」で壮大に締め……かとおもいきや最後の最後に「Nova Era」!サビだけ見ればCarry Onより好きなんですよね。


メタルのかっこよさを見せつけられました。堂々とした佇まい。活動歴が長いバンドだけど年寄り臭さをまったく感じさせない。メタルが現役である


ファビオは疾走曲は突き通す感が少し弱くはあったけどバラードでの深みがすばらしかったです。





DEVIN目当てにサイン会参加条件のラウパパンフレットを買いに行こうとしたら売り切れてた……。泣く泣く断念です。

EUROPE

最後のほうにチラッと見ただけですが歳を感じさせない良いライブをしてました。


白いマイクスタンドを永ちゃんばりに振り回してたボーカルのパフォーマンスに目を奪われました。曲もいいな。スタンド席で裏でリズムを取れないような50代くらいのおじさん/おばさん達が飛び上がって楽しんでたのが印象的。


特大アンセム「Final CountDown」での集団ジャンプにはグッときました。みんな共通の名曲ってのは強いなー。





大方の予想通り、Europeが終わったらかなりの人が帰ってしまいました。音楽性的にアウェーなストテンはトリだというのに集客率は寂しいことに。まぁ、前のほうにいたら気にせず楽しめました。


STONE TEMPLE PILOTS with Chester Bennington

グランジ寄りオルタナバンドのストテンがリンキンのチェスターをボーカルに再始動。


うーん、チェスターのボーカルはやっぱ線が弱い。オリジナルボーカルのスコットが持っていた妖美な感じが無くなってました。正規メンバーではなくゲストで出てる的なところはどうしても感じられる……と冷静にみれば批判的になりますが個人的には意外と良かったです。予想値の1.5倍はしっかりと仕事してた。
しかし、クルクル回るアクションが気になったwリンキンではアレやってないよね?
あと見た目がヒゲ生やして坊主になんで松本人志そっくりになってました。パッと見せられたら違いがわからないレベルw


ヘヴィなリフの「Down」でスタート。ベースがサングラスな風貌とカクカクとしたアクションでターミネーターみたいでクソかっこよかった!メリハリのあるベースプレイ自体も素晴らしい。ライブ中ずっとこの人に見惚れてました。


私が一番好きな「Big Bang Baby」が早くも2曲目に登場。嬉しい!
「Big Empty」のアンニュイグルーブ。この曲のベースは芸術ですね。階段を乗り降りしてるみたいに自由に行き来してる。


私個人としては、メタルよりこういう音ほうがノリ的に自分にしっくりきます。自然と体が動く。
ただグルーヴ的にはどの曲も似てるしドラマチックな曲展開もないからラウパってのを抜きにしてトリには弱かったなぁ、という印象を持ってます。


アンコールの拍手も弱くて申し訳なく思ったけどちゃんと答えてくれた。
「Trippin' on a Hole in a Paper Heart」で終わり。CD通りに突然な終わり方。さすがにこれは締りが悪いんじゃなかろうか?


ライブは良かったです。特にベースは本当に素晴らしいプレイをしてた。でもトリ……ではなかったなぁ、と。なにより客のノリが悪すぎて怒って帰るんじゃないかと変な緊張感がずっとまとわりつくライブでした。





DevinとCarcassで全力で楽しんであとは軽く楽しむ……とリラックスして堪能できたフェスでした。

今回参加してメタルはノリが特殊だなと、再確認しました。拳を挙げて頭を振る。身体全体というよりとにかく拳を上げる。対してロキノンとかラウドとかは身体全体でリズムを掴む感じ。ストテンが明らかに違った。
さいたまアリーナという大会場で人がいっぱい集まってるからわかる違いでした。


フェス的にはアトラクションはフードコーナーくらいでお祭り騷ぎ感は薄いけどそれがメタルらしいかな、と。

*1:Carcassはライブ中にグロ画像を流すので有名

*2:アンコールは残念ながらありませんでした