soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2013/12/13 オシリペンペンズpresents狂&狂vol.木刀(BOGULTA、Hair Stylistics(中原昌也)、オシリペンペンズ)@ 難波ベアーズ

ペンペンズ主催の強力な3マン。

BOGULTA

新ベーシストとNANIさんの二人体制になったBOGULTA。ギターの人脱退するの早かったなー。
ヨシカワショウゴさん時代の曲が中心。2曲は新曲だったかな?


バックトラックと生演奏の音量バランスが変で聴こえ方がぐちゃぐちゃになってたように感じました。でもNANIさんのドラムはやっぱいい。細身なのでシャープな叩き方なのに音はしっかりとパワフル。
見てた位置の関係でベースの人はほとんど見えませんでしたが陽気で良い空気を持った人でした。


3曲目でバスドラが破けるハプニング。見えなかったけど同じタイミングでベースの人も倒れてたらしい。曰く”脊髄のアレの持病”。
ある意味レアなハプニング尽くしのなか、キララさんが頑張ってトークで繋ぐなどしてました。
ベアーズおなじみのPAさんがバスドラ貼り直しながら突如セッティング講座を始めたのが笑えましたw


最後まで音周りはグダグダしてたけど「チンパンB」のドラムとか最高ですよねー。一番好きな「鉄坊の乱」が聴けなかったのは残念。←重なるトラブルで中止して次の曲に
100%のライブじゃなかったと思うのでBOGULTAはまた見たい!

新曲
SCRAP B.O.G
鉄坊の乱 (中止)
福一一夕来来来
新曲?
チンパンB

Hair Stylistics

Hair Stylistics a.k.a 中原昌也


BOGULTAが終わると大量の機材載せたテーブルやってきました。あまりの機材の量に思わず吹きだしましたw


ライブがスタートした時に一瞬だけ含み笑いを見せたけど、その後は一度たりとも無表情を崩すこと無くひたすらノイズ。ノってるとこを一切見せず雑音を生み出してく。
リズムもなく、メロディもなく、純なノイズ。ギターでよく使う青レーザーのやつを振動させたりしてました。


1時間くらい。ちょこっと眠くなったりもしたけど音作りはさすが。


オシリペンペンズ

ここのところ品行の良いライブをしてたペンペンズ。破天荒なところは抑えてました。しかし今回は自主企画ということで気合が入りまくり。


セッティング中の早い段階でモタコさんフロアのど真ん中へ突入。客に向かってガン飛ばしまくり。口に手を突っ込んで5〜6回ゲロ吐き。缶ビールを受け取っては頭から被りまくる。女の人にマジ殴りされて「誰やねん!」とツッコんでたりカオス。久しぶりにハチャメチャなペンペンズ。


曲が始まってもペンペンズ、客とも破天荒なノリは止まらず。客側から奇声が聴こえたり、ずっと迎さんを煽ってる人がいたりもうめちゃくちゃ。モタコさんも客に絡まれまくってるからまともに歌えてない。


客とバンドのやりとりがちょっと行き過ぎそうになるシーンもありました。するとどこからともなく水内さん(巨人ゆえにデカイ)がやってきて「おみやげー」とビールを渡して場がリセットされるのが面白かったw
5回くらいそんなシーンがあったかな?


そんなもんで演奏は正直ぐちゃぐちゃ感満載。でも「漫才」はライブならではのアレンジが効いててめっちゃカッコよかった!ミュートするキララさんのギター。やばいわー。


道下さんに歌わせたりとカオスが続き、最後もなんだかわからないうちに終わって良くも悪くもグダグダ。
近年のペンペンズにしては珍しいライブが見れた?


しかしこれが迎さん在籍のペンペンズを見る最後の機会になるとはなぁ……。