2014/03/27 The Beach boys [2nd Stage] @ Billboard Live Osaka


説明不要のレジェンドバンド、The Beach Boysのライブに行ってきました。




生存するオリジナル・メンバーがほぼ勢揃いした2012年の来日とは違い、今はThe Beach Boysのメンバーはマイク・ラブ(Vo.)とブルース・ジョンストン(key,Cho)のみ。あとは若いサポートメンバーです。編成はギター×2、ベース、ドラム、キーボード + マイク・ラブ&ブルース・ジョンストン。


サポートメンバーなので演奏は安定してます。ドラムが叩き出すビートが若い。おかげで古い曲も最新の音楽のように聴こえました。


メンバー全員がコーラスうまいなー。ハモらせまくりでThe Beach Boysの音楽にとってコーラスの重要度は相当に高いと再確認しました。ブルース・ジョンストンも71歳とは思えない美声でコーラスをこなしてました。マイク・ラブのメインボーカルも超安定。まったく老いを感じさせません。数曲はバックメンバーがメインで歌うこともありました。


マイク・ラブもブルース・ジョンストンもアロハシャツなどの緩い服装で軽くステップを踏みながら笑顔で歌ってました。メンバーがギターソロ中にタオルでパタパタ仰いだりとイタズラっ子な部分も顔を見せたりして、「まだまだ元気なおじいちゃん達だなー」と思いました。


MC少なめでどんどん曲をやっていきました。後ろには巨大なスクリーンがあって60's 70'sのアメリカのビーチの映像やら少しサイケデリックな映像やら。ライブを彩り効果的に働いてました。




前半はサーフロック、ホットロッドでパーティな楽曲が並びます。
「Do it Again」「I get Around」「Don't Worry baby」「Surfin' Safari」「California Girls」など。
「Surfin' Safari」のギターソロには痺れた!シンプルだけど良いソロ。こういうの最近あんまり無いよなぁ。Jake Buggの「Lightning Bolt」とかが近いかな?
まさかの「California Dreamin」のカバーもあり。ハイスタのイメージがどうしても強い。女性に送る「Surfer Girl」なんかムード満点でした。



中盤はシリアスなモードに。彼らが歩んできた歴史の重み、そして確かな表現力でがっつり心を掴まれました。
「Pisces Brothers」というマイク・ラブが今年の2月に発表したジョージ・ハリスンへ送る曲。ジョージの映像をバックに歌い切るマイク・ラブ。聴いてて泣きそうでした。めちゃくちゃ良い曲です。フリー公開されてるので是非一度聴いてみてください → 「Pisces Brothers」


Pet soundsから3曲。まず「Sloop John B」ドリーミー。
「Would't it be nice」はじまった瞬間に世界が開けた感覚がありました。これが名曲か!
「God Only Knows」は本来歌っている故・カール・ウィルソンの録音をボーカルに当てていました。これも特別な時間だった。
シリアスなThe Beach Boysも素晴らしかったです。


後半は再度盛り上げにかかる。
「Good Vibrations」は子供(5歳)のころ大好きでコレばっか聴いてたんですが、ライブだと案外普通だったかも……。
クライマックスの「Help me Rhonda」 → 「Barbara Ann」 → 「Surfin' USA」ここらへんは楽しくて仕方がなかったです。最高のポップソング達だな!特に「Surfin USA」のカッコよさには自然と笑みになってました。前のほうのお客さんも立ち上がってノリノリ。


アンコールでは「KOKOMO」でムーディに決めてから「Fun, Fun, Fun」で楽しいフィナーレへ。この曲の後半にすごく高い音程のコーラスがあるんですが、ブルース・ジョンストンは見事に歌いきってました。素晴らしい美声に鳥肌が立ちました〜。




シリアスもファンも色々詰まったライブ。見れてよかった。
幼稚園のころに親のCDラックから取り出してずっと聴いてました。24年越しにライブをみることができました。
すごい人たちです。友人として出てくるのがジョージ・ハリスンビートルズのメンバーだもんなー。


実は音楽的にすごいことやってる、狂気が裏に潜んでるってのはBeach Boysについて話す時によく言われます。けどやはり彼らの曲はパーティソングとしてめちゃくちゃ素晴らしいんですよ。ライブ中ずっとウキウキしてました!