2014/05/26 DCPRG @ 梅田AKASO

菊地成孔DCPRGDate Course Pentagon Royal Garden)のライブに行ってきましたー。昨年11月につづいて見るのは二回目。新曲祭りってのを楽しみにしてました。


今回は諸事項によりパーカッションの大儀見さんは欠席。
ひとり欠けてるからかジワジワとグルーヴを作り上げてく丁寧さは抑えめに感じました。代わりに曲の頭から全員で攻めていた印象。菊地さんのコンダクトもシンプルだった気がします。おかげで盛り上がるタイミングがわかりやすい。


結果、とにかく楽しく踊れるダンサブルなDCPRGでした!客入りはキャパMAXの6〜7割程度と前回より少なめでしたが、ステージ目の前からバーカウンターのある後ろから前までしっかり踊ってる人がいました。フロア全体が最高のムードで盛り上がってました。
11月のDCPRGはカップルや友達など複数人で来てる人が多かったけど今回は一人客が多かったです。その分みんなが没頭して踊っててすんごい良い空気でした。1人で狂ったように踊る草食系男子、おネエさん、スーツのおっちゃん、白髪のおじさま……とかすごく好き!
自分も1つ段差上のテーブル付近。まわりもおもいっきり踊ってる好ポジションで見ることができました。ドラム二人は見えないけどキーボード2人の対比や菊地さんのコンダクトがよく見えました。


新しく正規キーボードメンバーになった初の女性メンバー・小田朋美さん。前回もヘルプ扱いで居たので演奏技術は十分わかっていましたが……さらにバンドに溶け込んでた気がします。電子音みたいな使い方をしたキーボードプレイが目立ったかな。インプロみたいな複雑フレーズをもう片方のキーボード・坪口さんとユニゾンで弾いてる時はスゴすぎて声出して笑っちゃいました。菊地さんの一回り若いのに凛とした表情をしてるのもカッコイイ。でもそもそものルックスはいかにも最年少なかわいらしさなギャップがいい!服装も素敵だった。


菊地さんはCDJのスクラッチはほとんど使わずキーボード中心。キーボーデスト2人に比べたらテクニックは無いのでひとつの和音を弾いてるだけ。なのにリズムの刻み方やら入れるタイミングやらがとにかくカッコよくてなんだかんだで本日一番持っていってた気がします。穴埋めをするように演奏者として積極的に音に絡んでた印象。
ジャズなバンドの中にポンと存在してる大村さんHR/HMなギターの存在感もデカイ。特異さが生み出すカタルシス!ブラス隊のソロも決まりまくり。もちろんダブルドラム…特に私の大好きな千住さんのドラミングはスゴすぎた。長いソロパートもあり。ちゃっかりこの時は見える位置に移動して見てましたが……いや〜、なんちゅうテクニック……。


とにかく全員が良かった!フロアの空気も最高だった!あの日のAKASOは確実にナニかヤバいコトが起こってました。なんの遠慮もなく自分の踊りを踊りまくった。こんな心を解放して楽しめるライブはそうそうないです。
個人的には前回と比べ物にならないくらいよかった。たぶん2回目でDCPRGの音に慣れたのがデカイんだろうと思います。この状態で大儀見さんが復帰したフルのDCPRGを体験した時に自分がどう感じるか楽しみです。




セトリは半分くらい新曲だったかな?
一曲目から全員がバラバラのリズムで突き進むフレーズではじまって「何やってんだこの人達?」ってなわけわからないポリリズムに開いた口がふさがりませんでした。曲が進んでグルーブが生まれたと思ったらまた複雑なポリリズムで突き放すドSな曲。
2曲目に「circle/line」のエグいベースライン。この時点で会場に火が着きました。
「Catch22」はリズム掴みにくすぎるアレンジ。しかも中盤からさらにもう一段階わけわからんくなって……すごすぎて笑ってしまいました。


本編は一切のMC無しで進んで、最後は「Hey Joe」で派手にアッパーに盛り上がりました。メインフレーズから各者のソロまで決まりまくってホント最高でした!明るい照明が幸福感を演出してて踊りながら楽しすぎて泣きそうだった〜。




アンコールのMCでは「99年結成で25周年」をあまりに堂々と言い放ってたので「あれ、俺が何か間違えてる?」と思ったけどやはり名/迷言の類だったらしいです。普通間違えるかねw


アンコール曲は小田さんの歌(ボコーダー通してましたが)をフューチャーしてスティービー・ワンダーのカバー。DCPRGにしてはメロウなアレンジメント。こういう終わり方も時にはいいけど……今日の本編の盛り上がりからするとコレじゃ終われない!ってな具合でWアンコールを求めるフロア。
それにしっかり応えてくれて「Mirror Ball」でAKASOをダンスフロアにして帰って行きました。イントロの瞬間の衝撃は前回ほどではありませんでしたが、曲が進むにつれどんどん最高の気分になってった。やっぱ良い曲。




バンドの演奏、会場の空気、人口密度、僕のDCPRGに対する慣れ具合……すべてが良い方向に向いてました。期待値の200%越えの最高のライブだった!