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2014/06/04 EARTH、山本精一ソロユニット @ CONPASS

あのSUNN O))))も絶大な影響を受けたとされる*1重低音ドローンの始祖・EARTHの来日公演!オープニングアクト山本精一さんのソロユニット。EARTH相手ならマジなナニカを見せてくれそうな予感たっぷり〜。


CONPASSに到着するとめっちゃ人少ない。先日のサーストン・ムーアよりさらに人が少なくて30人くらいしかいませんでした。おぉ……。


山本精一ソロユニット

散髪してえらくスポーティーな髪型になられてたので、出てきた時に山本さんとまったく気付きませんでした。W杯シーズン?個人的にはめっちゃカッコよく見えた。


ギターと机上のエフェクターによるストレートなノイズ。
「EARTHの前に30分ほどやらせていただきます」と挨拶してから、音が出初めるや早々に「あ、これヤバイやつだ……」と恐怖する大轟音でした。
CONPASSのそこら中で、スピーカーやテーブルなどがガタガタと音を立てながら震えてる……。


やってることはとてもシンプルだったと思います。ギターを掻き鳴らしてエフェクタをイジる → ズギャギャギャギャと攻撃的なノイズが発生。


人外のスピードの右手のストローク&左手のスライドには開いた口が塞がらない。大量のエフェクタをもぐらたたきのようにイジる表情は鬼気迫るものがありました。
途中から使用してた低音を発するエレクトロニクス(カオシレーター?)の音がこれまた強烈で直接心臓を震わせてくる。冗談抜きで「あ、ヤバイ」と思いました。


そんな激烈な状態なのにさらにアンプの摘みをヒネる山本さんの後ろ姿は狂気の沙汰。ギターをかきむしる動きもどんどん激しくなっていきます。


最終的にケーブルをギターから引っこ抜き(この時の音が「ガクイィンっ!」とまた凄かった)、ボトンとギターを荒々しく地面に落として帰って行きました。
ひゃあああああああああああああ、カッコイイ!!!!!!!!


ノイズメーデーで見れなかった分*2を取り返せた強烈なノイズ。TRANSPARENTZのノイズ部分を凝縮したようにも感じました。=攻撃的だけど聴きやすくもある。


初期EARTHのファンを唸らすリスペクトあふれる大轟音でした。そのインパクトは某所のドローンスレでもEARTHの感想と一緒に「山本精一がヤバかった」と書かれるほどです。伝説だー


EARTH

EARTHの頃になると客も増えてキャパの6〜7割は入ってたようです。なんか一安心。


ドローンの始祖として有名ですが、最近の音源ではドローン要素は鳴りを潜めて超スローテンポのオーガニックなサウンドを展開しています。正直、近頃のライブ映像をみてもそれほど魅力的も思えずあまり期待値は高くありませんでした。


えらくかわいいステッカーの貼ってあるギター。意外とラフなノリの3人。厳格なイメージがあったので意外でした。



サウンドはやはりドローンではなく最近の作風。
ひたすらリフを繰り返す。それはもう病気のように同じフレーズを繰り返します。これが気持ちいい!”退屈かな”と思ったけど……いやいや、そんなことはないです。
大音量とか、歪みまくってる……とかじゃなくて絶対にブレない芯のある音。むしろ芯しか存在しない。もし私に音の世界に入る能力があって、EARTHの音を全力で押してもビクリともしなさそう。*3


ドラムは腕を大きく振り下ろして叩くんですがヒットする直前に速度を緩める。慣性をすべて打ち消すような個性的な叩き方。超スローペースで叩いてました。
ベースは時にヘッドをアンプにこすりつけながらがっしりした音を奏でてました。基本同じフレーズのリフレインのなか、たまに2,3音足したりするのがめっちゃセンスいい。素晴らしいベースを弾きます。
そしてかわいいステッカーからはとても想像できないぶっとい音を発するディラン・カールソンは重鎮のオーラが漂ってました。


とにかくずっしりくるんですよね。踊ったりしてたわけじゃないのに、終わった後には足がパンパンになってた。無意識に踏ん張ってたんでしょうか?


ドローンではない。ノイズでもない。それでもこれだけ重い音があるのか、と新世界を味わいました。




↑このころのライブよりメロディアス要素は少し抑えめ。さらにストイックにワンフレーズを繰り返してた。



山本さんの激烈ノイズでぶっ飛ばされて、EARTHの”ホンモノ”の触れました。スゴい一夜でした。


*1:地球(EARTH)に対する太陽(SUN)という説もあります

*2:今年のノイズメーデーは山本さんが出演するもTaicoClubと被って泣く泣くパスしました

*3:自分の中ではこの”音の世界で押す”ってのが一番的確なイメージなんですが伝わる人は0でしょうねw