soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2014/06/07 Chris Dave and Drumheadz @ Billboard Live Osaka

MPC、ヒップホップ、ジャズ、ベース・ミュージックなどいろんな要素をブレンドして唯一無二のドラミングを叩き出すChris Daveのライブに行ってきました。ギター、ベース、サックス、そしてドラム(=Chris Dave)の4人編成。


Chris Daveを見るのは昨年につづいて二回目。正直、前回は彼のドラミングを理解できませんでした。色々な音楽体験をしてきた今ならわかる?


結果は……うーん、前より”は”楽しめました。グルーヴを追う時はベースに耳を預けて、自由に動き回るドラムを楽しむ。感覚的にはDCPRGに少し似てる。


リズムをズラして遊ぶ。たまにやる「タタッ!タタッ!」ってなシャッフル風ハイハット・ワークが気持ちいいです。急に超高速ブラストビートかますと口があんぐりなるし、バスドラの細かいキックワークはすごすぎます。でもスゴすぎて”逆に”いまいち凄さが伝わらないところはある。


MIXTAPEのようにノンストップで演奏。基本的に全部カバーになるのかな。
「Hey Joe」はインプロ具合が爆発しててカッコよかったです。同じヴァイヴを感じたDCPRGもカバーしてたのは奇妙な偶然。
過去にカバーしたらしいZOMBIE(フェラ・クティ)は無し。聴きたかったなー。


すごいとは思う。けど心底から衝撃的なわけでもなかった、ってのが正直な感想です。
Ele-kingの紙面で新世代のビートとしてChris Daveが持ち上げられまくってたんですが、僕にはアノ人達が言わんとしてることはまだ理解できなかったようです。