2014/07/13 JESU,Russian Circles @ Pangea

GODFLESHの中心人物、ジャスティンの別プロジェクトが来日。Leave them all behindに出演するために一緒に来日してたRussian Circlesとのツーマン。



フロアはGOLDFLESHのTシャツ着用率がかなり高い。前年のGOLDFRESH来日に行ってたんだろうなぁ。4人同じTシャツの人が並んだのは笑った*1
あと外国人率の高さ。4割は外国人でした。しかもヒョロっとしてるナード系ではなくガッシリしたコワモテな方たち。ハードコアなライブならたぶん死んでました。

Russian Circles

PelicanやISISなどのヘビィネス + ポストロックなスタイルの3人組。パイレーツをカリビアンから出てきたみたいな渋いルックスでカッコイイな。ドラムはアンドリューWKに似てました。2ndジャケのアンドリューをさらにカッコよくシリアスにした感じ。


とにかくド迫力の演奏にぶっ飛ばされました。特にドラム。腕をおもいっきり振り回してシンバルをぶっ叩いてる。ヘドバンをムリヤリに誘発させられます。
ベースもデフトーンズみたいな重さ。KORNのフィールディが二人いるくらいの重量。


リフはモロにメタルだったりするのですが、ギターがルーパーを使ったりドラムがハイハットワークを多用したりとポストロック的な部分もある。テンプレに収まらない曲構成も面白い!


一番ツボったのはとにかく聴きやすいこと。いわゆる歌モノ的なキャッチーなフレーズはほとんどない。けど素直にカッコイイフレーズがいっぱい。それを一番映える形で響かせるための展開。音を聴いたら直で脳が反応します。



曲間はノイズを鳴らしてノンストップのようにライブが進行しました。
「Deficit」の殺る気満々のザクザクギターはエグかった。
大名曲の「Mladek」がラストなのも嬉しかった!ズドンっっ!とくる重いリフがヤバい〜。後半はザクザクギターをループさせてメインのリフに合わせる形で再現してました。かっこ良すぎ!


あまりにスゴくて「いくらJESUでもこれ以上のモノはありえないんじゃ……」と思ったほどです。*2
よかった!


JESU

ベースとギター(&マイク)だけ。超スッキリしたステージ。
ラップトップでごく質素なドラムトラックを流す。ベースはひたすら同じフレーズを繰り返す。ジャスティンのシンプル極まりないギター。バックのスクリーンに延々と映像を流す……。構成としてはGODFLESHとまったく同じでした。
でも音像は違う。ドローン/シューゲイザー系の美の世界。でも思ってたよりビートが聴いてて身体はけっこう動く。GODFLESH的な楽しみ方も可能です。



音作り自体はすごくシンプルなのかもしれません。ギターの音色とかインダストリアル・メタル特有のお血の通ってない感。ドラムビートも2014年とは思えない音質。
しかし、ジャスティンの自分の音を一切疑わずにリピートするストイックさ……いや頑固と言ったほうが的確かもしれない執拗さ。それがジワジワと気持ちさを呼び起こしてくれる。



1st以外は何度も聴いてたわけではありませんでした。似たような曲多いもんな、と。でもいざライブで聴くと”あ、あのフレーズか”って記憶と一致するのがけっこうあった。なにげに印象的なフレーズが多かったのかも。
セトリは「You path to Divinity」「Silver」「Christmas」*3など。
バックの映像はビルの工事、鉄塔、大木、つらら……などの風景が流れてる。派手な映像ではないけどこれが曲と合っててまた良かったです。


最後の曲の終わり付近でいつのまにかいなくなってるベース。この人はまったく目立とうとしないな。でも一音一音をしっかり弾く良い演奏でした。


アンコールあり。
なにげにスクリーンの映像がちょうど一周したところではじまって計算されてるのを感じました。
曲はJESUの中でも異質なヘヴィさを持つ「Friends are evil」。ボーカルがクリーンじゃなければまんまGODFLESHです。なんかめっちゃテンション上がった。


一曲ごとにしっかりとおじぎをする礼儀正しさもJESUの音楽に合ってた。
ジワジワとやってくる気持ちよさ。音で包み込むのとも違う。とにかく繰り返しが生み出すパワーに火照りました。


Russian Circlesとはまた別の角度で楽しめた〜。


*1:4人のうち1人は私自身

*2:入場時に「お目当てのバンドは?」「JESU」と言ったにも関わらず……

*3:たしかやったはず……映像がクリスマスっぽいの流れてたからそう思ってるだけかも。自信なし