2014/09/05 SWING OUT SISTERS @ Billiboard Live Osaka


「BreakOut」で有名なイギリスのポップデュオのライブに行ってきましたー。


僕が生まれた'86年にブレイクしてるようなベテランですからもちろんリアルタイムで追っていたはずはなく。自分が一番年下の客かと予想してたんですが、入場してすぐに7歳ぐらいの子供が前を歩いてて負けた……と思いました。30〜40代が多かったけど20代もちょこちょこいた様子。


時間通りにメンバー登場。
SOSメンバーのコリーン(ボーカル)とアンディ(キーボード)に加え、サポートバンドにドラム、パーカッション、ギター、ベース、コーラスの7人編成。


元モデルのコリーンは立ってるだけで美しい長身モデル体型。そして細い!腕が出たドレスだったんですが腕を見ると筋肉がしっかり付いてる。磨き上げて維持している美しさ。54歳とか信じられません!


当時のクロスオーバー、ポップスな感じから近年はボッサなどの落ち着いたモードへと移ってるらしいと聴いていました。そのアップデートされた大人サウンドが素晴らしかった!


ポップスの開放感よりAOR系の温もりのあるオサレ感に包み込まれてる。しかし、ビートは軽快/細かくてまるでドラムンベースみたいで驚きました。このバランスは素晴らしい。4 HERO好きな人とか意外とハマりそうな成熟された音。いやー、良かったです!


核にあるのはスマートでウットリしちゃう歌モノなんですが、7人各自のソロパート(これがまたハイレベル!)をしっかりと用意したりと演奏力でも見せるライブ運びも忘れないのはさすがベテラン。
演奏の”質”が素晴らしかったです。”良い悪い””好き嫌い”とは別の次元で”良質”な音楽ってのはあるのかな、と思いました。特に呼吸のようにハイハットを叩くドラムとか。


心地よい音楽、上品な空間、おいしい食事。Billboard Liveのイイトコロが最大限に出てました。
コリーンのスマートにうごく腕の動きは芸術的。他のメンバーがソロの間、しゃがみ込んで待つ姿勢なんかも様になるんですよね。そんなコリーンが”オオキニ!””ドウトンボリ!”とか大阪サービスなMCをするたびにアンバランスで笑えてきました。口にするだけで笑いになる大阪用語のバンカラ感。

バンド全体がオサレな佇まい。ただギターだけオヤジくさい中腰なのがジワジワ笑えました。しかし音は鋭いカッティングなど素晴らしいモノでした。ギターが音を追ってて一番おもしろかったかな。


「Twighlight World」「La La (Means I Love You)」「Foever Blue」「Now You're Not Here」など名曲の数々が今のSOSのモードで演奏される贅沢なひととき。
本編最後の「Stoned Soul Picnic」では陽気にみんなで手拍子。コリーンは”Everybody Dance!”と意外とグイグイ煽ってきます(笑


アンコールでは代表曲「Break Out」!あの印象的なベースラインが終盤にないと出てこない大幅アレンジver。手拍子を煽るもAメロのベースの刻み方がだいぶトリッキーで客が混乱してたのが面白かった。あのリズムは(SOSを聴いてる世代の)日本人には無理です(笑
Aメロが変わってるぶんサビでの開放感がハンパなかったです。


ただまったりじゃなくドラムン的な鋭さもあるのがツボでした。期待値の3倍くらい良いライブ!
おしゃれな空間で良質な音楽に触れる大人の音楽の楽しみ方。
夢のようでした。