2014/10/11 THE STAR FESTIVAL -SUNSET PARTY-(NINA KRAVIZ、DeadBeat ft. Tikiman、AOKI TAKAMASA、Steffan Goldman) @ 名村造船所
名村造船所でクラブミュージック系のデイイベント。
海外の大物DJが2〜3時間としっかり持ち時間を持ってもって出演する、なにげにかなり贅沢なイベントです。
フロアに入ったら真っ暗で驚きました。たまにフラッシュで周りが見えるけど移動もままならない闇っぷり。
ストロボ・フラッシュ、淡く光るミラーボール、ステージ上の6つに別れたスクリーン。フロアもステージも光源をできる限り絞ってて、ストイックな良い空間ができてました。フラッシュが強烈で隣の人の顔がしばらく焼け付きました。そんな非日常な状況もあり音と空間へ存分にトランスできました。
Steffan Goldman
いきなりの3時間DJ。
前半は宇宙的なビート弱めの曲でジワジワと。音が盛り上がっていくのに合わせて、VJ/ステージライティングもゆっくりと全貌を見せてきました。スタートから1時間ぐらいしてスクリーンに一本の白い線の映像が映ったときはアガった!
後半はがっつりビートを効かせた曲で踊らせてくれました。3時間という長丁場でのフロアコントロールを理解しきったDJ。楽しくなってきた〜。
DeadBeat ft. Tikiman
ダブのスゴイ人 with ダブ/レゲェ/デジタル・ベースサウンドのすごいMC。
想像をはるかに凌ぐヘビィ&ドープな音で腹の中心からノせられる感じ。太っとい音によって気持ちもデッカイ気分になって、普段より1.5倍くらいオーバーに動きながら踊ってた気がします。エグすぎました!
TikimanはMCで煽りまくるとともに、けっこう機材でノイズ的な音を出してる場面も多かった。レゲェスタイルのキレのある動きもたまらなかったです。
前半のタブから後半は4つ打ちへと変化。ちょっとシュランツ入ってるみたいなアグレッシブな四つ打ち。盛り上げ方がめちゃくちゃうまくて、周りにはどんどん発狂しいく人々。前の方は無心で踊りまくって人たちが多くて楽しかったなー。
期待値の5倍くらい超えてよかったです。こんな強烈な音だとは思わなかった。
音のスケール、展開の持っていきかた……ラスボス感がハンパなくて、正直「NINA大丈夫か?」とさえ思いました。実際、僕はNINA KRAVIZが一番の目当てでこのイベント来たのにNINAのDJ聞く気なくなってたりしました。
唐揚げとかカレーとか食べながらしばら外で休んでからトリのNINA KRAVIZへー。
NINA KRAVIZ
DJプレイもルックスも完璧な女性DJ。前に舞音楽祭にも来てたんで見るのは2回目。
NINAのDJはミニマルでクールなイメージがあったんですが、この日はDeadbeatに感化されたのかだいぶ攻撃的。会場が揺れるぐらいの大音量のキックが鳴り響いてました。レイブ系フレーズも飛び出してアグレッシブでした。
Tシャツでラフなファッション。セクシーなのに踊り方とかとにかくカワイイんですよね。男も女も「カワイイ!カワイイ!」言いまくってました。それでいてDJプレイは死ぬほどカッコイイ。たまらんです。
音が一瞬止まっちゃうミスがありましたが、ニコっと笑ったらチャラになる美しさ。そのあと誤魔化すようにノリノリで踊ってるのがまたカワイイ〜。
始まるまでdeadbeatに意識持ってかれてたけど、さすがといいますか。中盤くらいから完全に持っていかれて踊りまくりでした。
1回プレイがストップして退場。アンコールに答えて再登場。一緒に出てきたDeadbeatから「あまりみんな知らないと思うけど報告がある」とアナウンス。”こういうのってあんまり良い事ないんだよなぁ”と思ってたら「今日はNINAの誕生日です!」おぉ、嬉しいニュースだ!!
シャンパンでお祝い。NINAはシャンパンのコルク飛ばせない、Happy Birthdayソングの合唱はバラバラ、Deatbeatが「That's terrible once again」とツッコンだけど二回目無し……とひたすらグダグダでそた。
けど「ラストにもう一曲」とNINAがかけたトラックが最高にファンキーなハウス!本番中と違って照明も通常状態で明るかったけどみんなで楽しく弾けましたー。最高の瞬間でしたね。
プレイ後にNINAは泣く仕草。コミカルな動きしてたから本当なのか冗談なのかわかんないけど最後までかわいかった〜。
↑この映像はアグレッシブでSTAR FESTIVALでのプレイに近い気がします。
最初から最後まで踊りまくりの良いイベントでした。
海外のDJプレイをこれだけじっくり楽しめるデイイベントってすごく贅沢。
こういうのもっと増えてほしいな。