2014/11/27 Napalm Death、Brutal Truth、SxOxB @ 梅田クアトロ


9日連続ライブの6日目。


日英米のグラインドコア三つ頂上巴対決!
本当にグラインドコアのパイオニアでありトップに君臨し続けるバンドが集結しました。行かなアカン!


始まる前にクアトロ横のコンビニの外でチキンやらハッシュドポテトで腹ごしらえ。すると色んな方向から黒い服を着た人たちがやってきます。明らかに向かい先はクアトロ。ここ立ってるとライブ行くっぽい人らが集結してくるのが好きです。


集客はキャパの8割ぐらい。当然ながらの黒Tシャツ率の高さ(笑


SxOxB

見るのは2回目。
ハードコア寄りの鋭い演奏はキレ味がハンパ無い!もうめちゃくちゃカッコイイです。個人的に今のボーカルさんはサウンドに合っててすごく好きです。


意外と今回の組合せでも一部しかノッてる、暴れてるお客さんはいなかった。「大阪、こんな大人しくてええんか?遠慮すんな。今からBrutal TruthとNapalm Deathやのに失礼やぞ」との煽りも。


でもその一部がガッツリ暴れてました(笑
僕は最後にやった「Let's go beach」のとき一回だけしか前突っ込んでないのに右腕負傷しました(笑


赤い照明が似合うバンドです。


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Brutal Truth

ベースのダン・リルカが脱退のため今回のツアーで解散が決まったBrutal Truth。見れるのは今回が最後でしょう。


ヤバかった〜!”Grind Core is Life”なんて言葉がこれほど説得力のあるバンドもいない。
特に罰ゲームみたいにブラストビートをかまし続けるドラムがスゴすぎる。”もう無理……”な顔で痙攣してました。余裕の表情で叩くのもいいけど限界感が出てるのもまた味がありますよね。


ボーカルのケヴィン・シャープはカウボーイハットにぽっこり出たお腹、陽気なおもしろオジサンみたいな風貌。動きもコミカル。だけど声はヤバいです。迫力あるデス声!


グラインドコアの王道をいきながらも、たまにアトモスフィックな雰囲気を漂わせたりしてて知的な部分をのぞかせたりもする。青い照明が似合うバンドです。


最後だからと湿っぽくなることは無く、がっつりとグラインドコアを聴かせてくれた。ケヴィンは何度も”Grind Core”という言葉を発してました。”Grind core is forever”とも”Grind core is Life”とも。よくアーティスト側はジャンルに縛られるのを嫌いますがこの人はグラインドコアに誇りを持ってるんだな、と。痺れました。


Napalm Death

前回のライブではベースのシェーンが病気で不在。今回はギターのミッチが家族の都合で不在でした。なかなかフルメンバーのナパーム・デスが見れないな〜。


ミッチといえばギター以外に高音エイリアン系シャウトという重要な役柄を担っています。代理のギターは最初はシャウトが普通すぎ……と思ったけど次第に慣れました。むしろ終盤のバーニーとの掛け合いとか鳥肌モンだった〜。
この代理ギターの髪型がドレッドなんでバーニーが「Kornマンキー」って紹介してて爆笑。ナパームデスのMCでKornって単語が出てくのに驚きです。この日の客には理解してた人はあまりいなかったっぽいけど、海外だと客層が被るんだろうか?


全体の演奏はさすがの貫禄。勢い、安定感、個性……どれをとっても素晴らしい。ウロウロ歩き回りながら咆哮を繰り出すバーニーはやっぱ面白いです。でも一曲ごと丁寧に歌詞の解説をして歌うのが知的な雰囲気がある。
そんなバーニーも途中で社会の窓が崩壊。客に指定されたのを受けて、笑いながら治そうとしたけど「It's Broken(壊れたよ)」とあきらめてそのままでライブ続行(笑)芸人並に持ってるなぁ。


必殺曲「Scum」やデッケネカバーの「NAZI PUNK FUCK OFF」などを演奏。最新作の『Utilitarian』からは一曲もやらなかったかな?
中盤にはシューゲイズ・スラッジメタルっぽい低速の曲もやってて”こんなのも出来るんだ”と驚きました。


終盤は1stの20〜30秒代の短いチューンを連発。どんどん曲の長さが短くなって最後に「You Suffer」で締める怒涛の展開には本気で痺れました。カッコよすぎるだろう!





今回の3バンド見てたら思うけど、なぜグラインドコアは音に反してボーカルのキャラにオモシロ要素が入っちゃうんだろう?
でもそのおかげで今回みたいなグラインドコアずくしなライブでもダレないんですよね。あんなに激しくて汚い音楽なのにどっかに”楽しい”って感情も入ってくる。


This is Grind Coreな素晴らしいスリーマンでした!