2014/11/30 ANYO、nego、Heiligenschein middle9 duo、DAMAGE、NETWORKS @ CONPASS
9日連続ライブの9日目!
Jizueで始まった連続ライブのラストはCONPASSに帰ってきました〜。
URAMADOというイベントのひとつ。一年前のGo Villageでビビッときてもう一度見たいな、と思ってたAnyoが主役。NETWORKSとnegoも興味があるバンドでした。
NETWORKS
キーボード、ギター、ドラムのインスト・トリオ。めっちゃ良かった!
ポジティブなメジャー旋律を反復させていくダンサブルなサウンド
ドラムが特徴的でスネアのヘッドをほとんど叩かず、主にリムやシンバル(のカップ)を中心にリズムを作っています。なんでロックビートやハウスビートにならずにひたすら直線的なリズムになってる。この良い意味でビートが効いてないトコが強力なオリジナリティになってる。ROVOとかの人力トランス/クラウトロックの系譜よりライヒとかの反復音楽をエネジェティックにした感じでした。
ギター、キーボードのフレーズも魅力的。とにかく明るくスカッとした感触でとっつきやすいです。テクニックもなかなかのものでは?
基本は明るいミニマリズム。最後の曲はひたすら昇天していくトランスっぷりがめちゃくちゃ気持ちよかったです。
どっかでPARA、にせんねんもんだい、DE DE MOUSEが好きな人ならハマると書かれていましたがまさにその通り。個人的には追加でROVO、ダダリズム、スペアザあたりも追加したいです。と、同時にこれらのバンドとは違う魅力も持っている。新譜がそろそろでるそうなんで要チェック!
DAMAGE
うーん、過去に2〜3回見てるんですが……どうも自分には合わないようです。
以前に見たより洋楽(のニューレイブあたり)に接近したサウンドになってました。邦楽離れした音は”おっ”と思うのもの好きかとなると……。
途中でステージを離れて階段下のソファでまったり。ここ好き〜。気持よくて寝そう……。
Heiligenschein middle9 duo
インストバンド・middle9のドラムとキーボードの2人による特別ユニット。
おそらく…ですが、ワンフレーズ用意しての残りは即興っぽかったです。
なるほどmiddle9が2人になるとこうなるのね。ドラマチック度が減って集中力が増した感じ。”曲”としての完成度は高くはなく、製作過程の楽曲を聴いいるようでしたが、出てくるフレーズはなかなか〜。
最後は本体に近いドラマチックな曲で良かったです。やっぱりMiddle9はメロディがいっぱいあった方が良さが際立つのかも。
nego
こちらもインストバンド。めちゃくちゃ良いバンドでした〜。
正確な編成は覚えてないのですがドラム、ギター、ベース、サンプラー、バイオリンといったメンバーがいました。ROVO直系の人力トランスと呼べるサウンドだと思います。ちょいエスニック/ゴアトランスな人力ダンスミュージックで昇天しました〜。
ROVOよりわかりやすくダンスミュージック。露骨にフレーズが煽ってきてこりゃたまらん!
演奏もパワフルでベースなんか轟音ポストロックバンドみたいな感触もありました。
文句の付け所がない。ひたすら踊り狂えるサウンド。こりゃ良いバンドがいたもんです!
ANYO
1年ぶりくらいに見るANYO。やっぱ良いバンドでした。
プラスの意味をありったけこめての和製MASSIVE ATTACK。
とにかくベースラインが全曲ツボなんです。MASSIVE ATTACKの「Angel」のベースラインのようにワンフレーズでリスナーを殺せる破壊力があります。客をまともにみることもなく職人的に、あるいみキ○ガイ的に黙々と弾き続けるのが最高です。
ギターがジャギジャギっ!っと、ドラムズカカっ!っとキレ味があって気持ちいい。そこに浮遊感のある女性ボーカルが乗ると……ダークでシャープでエモくてエネルギーにあふれたサウンドに。
自分に酔ってるくらいの勢いで浸りながら聴いてるとめちゃくちゃ気持よくなってきます。
強烈な対バン相手に負けじとかなり気合の入った演奏だったのもよかった。すばらしいイベントの見事なトリでした。
Networksとnegoは本当によかった〜。すばらしい人力ダンスミュージックでCONPASSはプチMDT状態。どちらも来年春にまたレコ発で来坂したいと言ってたので楽しみにしとく!ANYOもまた見たいですねー。
この日で9日連続ライブは終了〜。
達成感……とかではなく、ただただが毎日楽しかった!