soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2014/12/21 fula、Psybava、チーナ、Rock'n Roll Birthday @ 南堀江KNAVE

Rock'n Roll PartyというロックDJ集団によるイベント。fula 1stアルバムのレコ発も兼ねてます。
fula、そして対バンがチーナにpsyvabaとOne Music Campで出会ったバンドばかり。つーことでOMC・Tで行ってきました〜。

チーナ

コントラバスバイオリンがメンバーにいる珍しいバンド。
到着が遅れてラスト一曲だけ見れました。音楽自体が飛び跳ねてるような元気でめっちゃ良い演奏してたから間に合いたかった〜。(徹夜でゲームしたせいの)頭痛も吹き飛びました!


チーナはOMCのときが異常な盛り上がりなのかと思ってたけど、元からかなりハッピーに”弾ける”バンドなんだと気づきました。
見れなかったのがホント残念。また見る機会あるだろうかー?


Psybava

Psybavaの名前を知ったのは4年前の渚音楽祭あたりでしょうか。そのときは見ておらず、以降も6回ぐらいニアミス*1して今回はじめて見ました。


ギター+ベース+キーボード+ドラム+トランペットの5人組インスト。
大雑把に分類するとSpecial Others的なサウンド。想像してた以上にエモくてめっちゃ良かった!
演奏力でどうのこうのよりパワーのあるフレーズをキャッチーにぶつけてくる感じです。


なんとなくホーン担当がいっぱい居るイメージを勝手に持ってたけど実際はトランペット1名のみ。その人がひとりでしっかり存在感のある音出しててスゴかった。メインで音を鳴らす場面が来た瞬間に一気に引き込まれるパワフルな音でした。


いやー、良いバンドでした。
バンドメンバーの多くが某エビの中の人なのは有名ですが、ギターのひとの喋りかたがなんとなくエビっぽくて面白かった(笑


あと3日前にKnave来た時も思ったけど、ココのステージ後ろにある目玉みたいな照明はフルに光ると眩しいくらい明るくて、音楽の盛り上がりとシンクロするとパーッって昇天しそうになって好きです。今回も良い場面があった。




fula

One Music Camp 13'で見たライブがめっちゃ良くて”またライブみたいな〜”とずっと思ってたバンドです。
演奏はインストバンドばりのジャム感を持ちながら歌心も一級品という反則なバンド。


1stフルアルバムは”期待値のわりにはあとひとつパンチが足りないな……”と思っていたのですがライブだとアルバム収録曲もめちゃくちゃ良かった!ライブ映えする曲ばかりですな。
演奏はOne Music Campでもよかったけど、余裕出てきてさらにグッドになってました。特にジャムい演奏の軽やかさや楽しさはグッと上がってた。4人の掛け合いがすごくうまくなってた気がします。


新譜から「jenga jenga」で飛ばして、ミニアルバムから収録されてた「mayonaka beach」の名曲っぷりも披露。


「apology man」のドライブ感と歌の語感の良さもライブだと際立ります。”あら あら いいですね〜♪”ってサビは一緒に口ずさんでて気持ちいいんですよねー。「adrican daimyo」の”私はリズムの大名♪”とか言葉のセレクトがすごく面白い。CDを聴いて刷り込まれてたフレーズがライブでカッ!と脳を刺激してアドレナリンでます。


「maillot jaune」のギターソロとかもすごい印象的。
アルバムの最終曲であり、ライブでも最後に演奏された「The King」は良メロ、面白いアンサンブル、個性的な展開もあって文句無しに名曲。どんどん展開していって最後の最後まで”うわぁこうくるか!”ってワクワクが止まらないです。
”ピロピロピロピロピロピロ♪”ってギターソロがすんごい好きです。


難しいこと抜きに、演奏も歌もとにかく心地よかったし楽しかった〜。良いバンドです。
ちなみに爽やかな曲調のわりにMCはどシモネタでした(笑



転換時にDJをしていたRock'n Roll Birthdayの人達も邦楽洋楽気にせずとにかく良い曲流してて楽しかった!
昔は完璧に繋げるクラブDJ主義だったけど、最近はロックDJも「音楽最高やなっ!」って気分にさせてくれてすんごい好きになりつつあります。
バンアパのEric wかかったときはアガったなー。2日後のPangeaライブでやってくれるだろうかー?

*1:本命が被ったり、出演時間に遅れたり、テント立ててたり……