soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2014/08/16 SUMMER SONIC - Midnight Sonic(the telephones、NERVO、DJ SNAKE、中田ヤスタカ、KENTO)

今年も開催・サマソニ大阪のオールナイト。EDM寄りのメンツ。ガツンとくる人はいないけど、オールナイトの空気が好きなんで参加してきましたー。

the telephones

まずはtelephones。スタンド席から見てました。


次のステップに進もうとしてた時期だったのか「I Hate Disco」も「Love & Disco」も無し。シッチャカメッチャカ・パーティ感は抑えめでメロディを優先した感じでした。
う〜ん、メロディも良いバンドではあるとは思うんだけど……DISCO!!系の曲が無いとやっぱり物足りなさは残るなぁ。


MCで笑ったのが「マイシマの意味を知ってるか?舞う島(洲)だー!英語で言うならダンシング・アイランドー!!」こんなとんでもない事を勢いで通しちゃうのがすごいなぁ。

NERVO

双子姉妹によるEDM系DJユニット。
どちらかというとメロディ重視の綺麗なEDM。


すぐにブレイクを入れてくるDJスタイルなんですがこれがびっくりするぐらい自分に合わず……踊ろうとするとブレイクで勢いを止められ。まったくノリきれない……。


それで盛り上がっていく人も大勢いて。人やジャンルによってノリ方ってあるんだなぁ、とナニかを発見した気がしました
EDMはサウンド自体はそこそこ好きなんですがこういうタイプのDJはダメっぽい。




DJ SNAKE

対してTRAP系DJのDJ SNAKEはモロに自分のフィーリングにハマった!サマソニ通してでも一番クレイジーに踊れました。TRAPの振り回すような暴力的なビート感はHIPHOPルーツのミクスチャーで育った自分にはしっくりきます。


自曲の「Turn up for what」はもちろんTRAP/BASS MUSIC系アンセムを次々と放り込み、しまいにはHouse of painの「Jump Around」まで飛び出して最高やった〜


ぶっ壊れました。もうこれがピークやろう……


中田ヤスタカ

田中ヤスタカが頭からアゲまくってるけど身体が動かないので少し休憩……ガス欠かもしんない。
フロアの客層はガラッとチェンジ。DJ SNAKEのときは後ろのほうで座り込んでた人達がステージ前へ。


中盤くらいからこしじまとしこがサプライズ登場してCUPSULE化。やっぱ華があるなぁ。動きひとつひとつを追っちゃう……。といいながら最初はきゃりーぱみゅぱみゅと見分けが付かなかったけどもw


中田ヤスタカの時だけフロアで前に詰め寄るのもEDM系とはガラッと変わってロック/ポップス好きそうな人が多い。横に揺れたりステップ踏むんじゃなくてジャンプして盛り上がる…という他のDJのフロアとの違いが明確に出てたのも興味深かった。


個人的にはやっとミッドナイトに無心で四つ打ちに酔える音が出てきて嬉しかった。EDM/BASS系も好きだけどこういう機械的に/半自動的な踊り方はできません。「Starry sky」とかグッときたー。


そんなに期待してなかったけどなかなかよかった〜。

KENTO

大物の出番が終わって寂しくなったフロアでスタートしたのは大阪のEDM系DJであるKENTO aka DJ KENT。逆境に折れることなく派手なEDM系で攻めて、結果しっかりと音で人を呼び戻してたのは素直にスゴイと思った。
最後の最後まで踊らせていただきました〜





EDM系がメインになったミッドナイト。懸念してたほどチャラい客層ばかりになることもなく。
がっつり踊りたいならやっぱミッドナイトに限る!すごく好きな空間です。来年もやって欲しい!できればもうちょっとだけ四つ打ち成分強めで〜。


いつもはミッドナイト終演後に舞洲にて死にそうな状態で長時間バスを待ってたけど今回はすぐにバスに乗れました!けど中央線がまだ動いてなくて結局コスモスクエアにてみんなでやはり死にそうな状態にて待つという……閉まった柵の前でみんなで待つのはなんか面白かった。


3年前から定番になってるミッドナイトソニック→スパ銭で2時間だけ仮眠→二日目コース。