soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/03/22 One Nation(Swindle、DJ SPINNA、ROSKA、Henrik Schwarz、Hipnotics、Deep Cover) @ 名村造船所跡地

名村でテクノ系イベント!
メインステージの屋内・Paritaと外にもDJブースあり。久しぶりに外でも音が出てる名村を見ました。野外とは思えない良い音出てるぞ〜。楽しい一日になりそう!


外ではがっつりテクノ、中ではバンド・サウンドでライブが行わていました。
DJ SPINNAやHenrik Schwarzなど外国人勢も外で回してていい感じでしたが、自分はメインステージに見たいのが集中してたので以下に書くのはすべて屋内でのアクトです。

Hipnotics

ovallのベースの人のユニットでエレクトロニカルなジャズ。デジタルな感触が散りばめられながらもなかなかに熱い演奏でした。


ドラムうまいなー、と思ったらyasei collectiveの人か!
ドラムソロがエグすぎたっ!一人でメインメロを担うサックスの女性もパワフルでした。


DEEP COVER

沼澤尚さんとキーボードのデュオ・ユニット。「non stop the music / Kraftwerk」とか「beat it / Micheal Jackson」とかのダンス・クラシックを流しながら、そこに生演奏ブチこんで現代解釈。


派手なソロを入れたりするのでなく、わずかなズレや最新のビートを組み込んでいく。大人のアレンジがめっさカッコよかったです!これはまた見てみたいデュオ。



ROSKA

ROSKAはダウナーなトラックが中心で、自分もフロアも思ったほど盛り上がらないので一旦外に出てたこ焼き食べて体力回復してました。

で、フロア戻ったらROSKAの音が相当に凶悪なことになってました。牙を向いてる攻撃的なフレーズが中速BPMでパワフルに鳴り響いてた。



Swindle

Swindle、テンションの高さと盛り上げ方がケタ違いっ!


DJとしての高レベルなセンス/テクニックはもちろんあるし、体を使ったパフォーマンスを駆使して全力で盛り上げてくるプレイはとにかく楽しかったです。身を乗り出して手拍子を煽ったり、腕を振り回してブースで踊りまくったり、KORNばりに身体を折ってノッたり。なによりプレイ中の満面の笑顔にはこっちも感化されて楽しくなってきます。


ジャンルはクロスオーバーしまくりでとにかく盛り上げてくる。
一番楽しみにしてた「do the jazz」はクライマックスにドロップ。完全なる必殺チューン。強烈なベースラインからの叩きまくり手拍子でフロアもSwindle本人も大盛り上がり。気付いたらDJブースから飛び出してクラウドサーフしながら手拍子する破天荒っぷり。
昨日のBRAHMANに続いて今日も人がフロアで担がれてるのを見るとは思わなんだ(笑


ラストはHouse of Painの「Jump Around」かけるも"jump!jump!"にいく前にイントロで照明が明るくなって(おそらく)強制終了。残念〜。



前半のクールなバンド・サウンドも良かったんですが、Swindleの半狂乱パーティーっぷりは圧巻でしたね。ここまでフルスロットルで来る人だとは思わなかった。最高のDJでした!