2015/04/24 山本精一 〜アルカホール・トリップの夜〜 アルコールによる合法トリップ体験 @ 難波ベアーズ
まったく予想のつかない名前のライブ by 山本さん。
振る舞い酒があるとの事前情報があったので腹を満たすため、先にベアーズ近くのカレー屋でディナーをば。
ゆっくり食べてたので”開演ギリギリになるなぁ”と思いながらほぼスタート時間にベアーズに到着するとまさかのまだオープンしてないwさすがやー
振る舞い酒はセルフ形式。風の森含む日本酒4本くらいに焼酎とワインも飲み放題。気軽な気分で聴いてほしいということらしいです。
「アルカホリックによるサイケデリック体験とは ”お酒を飲みながら音楽を聴くとどうなるか”という試み。ほとんどのライブハウスってモンがそうやね」というぶっちゃけた説明で始まった演奏はトラックに合わせてギターを弾くスタイル。これがまたとなく素晴らしいモノでした。
気軽に聴いて欲しい、というわりには演奏はヒリっと緊張感があるもの。「Thousand Moon」やテクノ系トラックに合わせて幻想的なギターを弾いてくのが気持ちよくて〜。
音にズブズブに浸っていたら”ん?聴き覚えのあるキラキラした音が……”と思ってたらまさかの「Mantral」が演奏されました!
「Mantral」はメインフレーズに囚われずに自由に弾いてました。その分たまにフレーズをなぞった時の快感がハンパない!レアなもん聴けました。
お酒と音楽で気持ちいい!これがアルカホリックによるサイケデリック体験か! まさかの「Mantral」で昇天〜。
この日のベアーズは音量がかなり大きめ。PAの人にも「スピーカー前は危ないですよ。何度かすごい音が鳴る」と珍しく警告されたり。
スピーカーからちょい離れた正面にいたけど実際にすごい音でした。でも暴力的ではなくFuzzy〜系の綺麗な音で塗りつぶされる感覚。
その塗りつぶす大音量がアルカホールと混ざり合ってトリップできました。終演後に飲んでおしゃべりする人達の笑顔がいつもに増して多かった気がする。
ちなみにステージにはギターが3本置かれてたけど実際に使ったのはひとつのギターだけ;
ある意味これぞ……とか思ってる自分がいますw