soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/05/13 さだまさし、若旦那 @ ZEPP NAMBA


20代最後の誕生日をさだまさしと過ごしてきました(笑)実は好きなんです。


今回はUnder30用ライブツアーと銘打ってライブハウスでのスタンディングライブ。でも条件に”30以下と言い切れる人”ってのがあって案の定、年齢層は高かったですw

若旦那

前座は若旦那(湘南乃風)。湘南乃風の曲をレゲェ色薄めのバンドサウンドで歌ってて結構いいなぁと思ったり;


さだまさし

ついに見れた初の生さだ(not番組名)


約2時間半のライブで14曲。トークが長いとは聞いてたけど……本当によくしゃべるなw
爆笑はしなかったけど、なんだかまったく飽きずにいつまでも聞けちゃうお話でした。若いモンに説教!ってならなかったのもよかった。


生のさだまさしは想像してたよりガッシリした身体してた。服装もあるのかな?
演奏や歌はいまさら書く必要もない、まぎれもなく一級品です。


自分の誕生日だったので家族に乾杯の「Birthday」をちょい期待してたんですが無かったです(笑*1
そのかわり、僕がさだまさしに注目するキッカケになった「遙かなるクリスマス」をやってくれて感動した!
04'の紅白で「遙かなるクリスマス」を歌ってるのを見て、当時の僕は世界が変わるような衝撃を受けました。パンクやロックのメッセージがカッコいいと思ってた時代に、紅白という大舞台でフォークという大人しいと思っていた音楽でエグいことを歌うさだまさしに釘付けでした。
あの体験がなかったら今みたいにフォークも聴けるようになること、さらには山本さんの歌モノみたいな音楽の魅力に気づくのはずっと遅れたかもしれない。
最高のバースデープレゼントになりました!


次点では「主人公」の感動的なサビがグッときた。
あと突然にはじまった「北の国からのテーマ」!あのメロディが生で聴ける日が来るとは〜。
ただどうしてもガキ使で松ちゃんが作ってた替え歌が脳内で再生されてましたw
”じゅん〜ほたる〜ラララ〜♪”



バックバンドは6人のうち3人がメガネに坊主ばりの短髪で雰囲気的に芳垣さんが並んでるようにしか見えなかった(笑
エレキギターの人がカッコよかったなぁ〜。クリーンな音からロックなソロまで。アレは音響派的なバンドを聴いてる人にも訴えかけるモノがあると思う


いやー、普段見ないライブにも挑戦してみましたが大満足です。
本人も言ってたけど2時間半のスタンディグライブでもさだまさし自身は一回も座ったりしないだなぁ。歳考えるとすごい。
あと「スタンディングライブで延々とバラード聴かせるのが快感」的なことを言っててこの人も大概おかしいな、と(笑

*1:Birthdayは親から子に向けての曲だけども;