soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/06/06 ねごと @ 梅田クアトロ

ねごとワンマン、めっっっっちゃ良かった!
ちょっとねごとのことを舐めてたかもしれません。すごいバンドだ。


2年ぶりくらいにライブを見たけど、メンバーの表情がすごく自然になってた気がします。
特にギターの瑞紀さんがすごく良い表情してた。1st出したあたりは表情をあまり出さないキャラ作り(?)しててなんか違和感あったけどこの日はごく自然な笑顔で楽しんで演奏してた印象。軽快な弾き方、フレーズの面白さ、エフェクタ使い……こんな良いギタリストだったか~!




新譜の曲は全部良かったなー。「endless」のシュワシュワ音の気持ちよさとか、「黄昏のラプソディ」のサビのリズム感とか。あと「Time Machine」が1stミニアルバムの「NO」を思わせるギターロック感があって良かったです。
ミニアルバムから音楽性はだいぶ変わったと思ったけどまだこんな音出せてたんだな。


CDでもラスト曲の「憧憬」の歌い方はもいままでになく生身な部分の出た歌い方だったけど、ライブでも今バンドの素がすごく出てる演奏と歌でした。で、ソレがとても魅力的だった!


新譜の曲がとにかく良くて逆に昔の曲は「おろ?こんなもんだっけ?」ってのあったかも。
最新が一番良いって状態なのかも。「カロン」とかあんなに好きだった「ループ」以上に最新の曲群がめっちゃ響いた。ただキーボードの音が小さくてほとんど聴こえなかったのもあるのかもしれない。昔の曲はキーボードが肝だった部分あるし。


「Destiny」とカップリング曲「夜風とポラリス」は大阪が初披露だったそうで。
「Destiny」のサビは「憧憬」に通じる生っぽい歌い方でねごとのネクストステップを感じました。最後はほとんど叫んでた!
「夜風とポラリス」はギターが引っ張ってくメロコア/スカパンクっぽいとこあって新鮮なねごとでした。


ライブの終盤は”降りてきてた”レベルの良さでした。
特に瑞紀さんがスイッチ入ってたっぽくてだいぶアグレッシブに。
無理矢理MCタイムでのいかにも人前で喋るの苦手そうな感じも癖になりました。マンガのオドオドキャラみたいだった(笑)
今夜で一気にファンになりましたわー




こんだけ良いライブ・パフォーマンスしてるんだから会場がもっとロック/音楽な感じになればなぁ、ってのは前から思う点です。バンド側が進化してるからより強く感じるかも。


今がバンドの一番良い状態なんじゃないかなぁ、と。
あとステージ上の4人見て「こんなにかわいかったっけ?」と。いや元々かわいいんですけど、PVとインタビュー写真だとどこか表情作ってる感……きつめに言うとマネキン感がある。
でも生身はめっちゃ人間らしくて生き生きしてた。昔のライブではこうじゃなかったと思うんですよ。
ロックな歌い方とか、ねごとが変わってきてるのがよくわかった。