soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/06/07 Game Symphony Japan @ ザ・シンフォニーホール

MOTHER2とかFF7の曲をフルオケでやるらしいですよ。スクエアの作曲家・下村陽子がゲストだとか。
なんたかんだで一番青春のゲームってFF7。はじめて自力でやったFFなんで思い入れがあります。その生演奏ってことで楽しみにしてました。



うーん、面白かったけど期待してたよりは……って感じかな。
席が端っこの方だったとはいえ音に迫力が感じられない部分もあったりで。アンプリファイされたライブの音に慣れすぎてるのかも、と自分の傾向に危険を感じたりも;


Live A LiveKingdom Heartsの曲はけっこうアッサリ演奏。時間も短め。
MOTHER2メドレーはさすがにグッとくるものありました。特に「スマイルアンドティアーズ」の合唱。高音すごいわー。




FF7組曲(1時間くらい?)はミッドガル/セフィロス/ジェノバに焦点を当ててダークな雰囲気。寄り道は「ゴールドソーサー」があったくらい。生ジェノバ・コーラスとか生ハープで「プレリュード」とかでは”おぉっ!”と。
ただ事前に想像してたよりかは落ち着いて鑑賞してた自分がいたかも。


とはいえ組曲をストーリー仕立てにして聴かせるのは面白い。
FF7の色んなシーンが頭の中でよぎりました。スタッフロールって当時は”長いなー”ぐらいにしか思わなかったけど実際に演奏されると色んなFFのテーマを拾いながら複雑な曲になってたんだなぁ、と再発見。さすが植松さん!


グッときたのは「クレイジーモーターサイクル」。神羅ビル脱出時のバイミニゲームの音楽ですね。
鉄琴、木琴が大活躍!シンバルのリズムも面白い。オケを聴きにきてるのに、元が電子音な曲が一番ってのもおもしろい話。


最後アンコールに「ルーファウス歓迎式典」で楽しく終わる小粋な演出には思わずニヤッと。このタイミングでこれくるかー、と。良い終わり方でした~




今回はジェノバに焦点を当てたダーク路線がメインだったけど「シドのテーマ」とか勇敢なメロディをオケで聴いてみたい!とか思いました。レッド13関連はオーケストラだとちょい難しいかな?


次回あったら行くかは演目次第かなぁ。思い入れあるゲームなら楽しめるだろうけどそうじゃないゲームでも満足できるかと言われると微妙なとこかも。