soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/08/30 RushBall 2015(go!go!Vanillas、WHITE ASH、Mrs. GREEN APPLE、The ORAL CIGARETTES、忘れらんねえよ、SHISHAMO、KANA-BOON、Awesome City Club、The Bawdies、ストレイテナー、ACIDMAN、夜の本気ダンス、the telephones、The fin.、[Alexandros]、銀杏BOYZ)

Rushball~。


このフェスで松岡さんとバンドが運命的な出会いをしたSHISHAMO、実は初見のKANA-BOON、大阪公演は全部見てるAwesome City Club、最近妙にハマってるストレイテナーが楽しみ!
あとTelephonesはたぶん明日が自分にとって最後……。


泉大津駅からバス行列。駅からバス乗るまでちょうど一時間。

go!go!Vanillas

一番好きな「マジック」が音だけでも聴けてよかった〜;

WHITE ASH

white ashで早くもイイカンジにテンション上がってきた&酔いまわってきた〜。
今日は音に迫力あってよかったなー。


彩さんの服装がFF8のリノアみたいでよかったなー。Paranoiaでのぶっといベースもよかった!



Mrs. GREEN APPLE

めっさ良いライブしてる!
思ってたよりハードな演奏。各パートの見せ場作ったりして面白い!人気出そうやなー*1


ベースがバキバキ鳴ってたのが好みだった。


ソロ合戦があったり歌だけじゃなく楽器陣も大切にしてるジャムな感じもある。急にインスト曲とかやりはじめても納得できそう。


忘れらんねえよ

オーラルの後ろで忘れらんねぇよがサウンドチェックに「忘れらんねぇよ」やって一度クライマックスむかえたみたいになってる(笑


ライブ本編も良いライブでした!
一時期あざとらしさが出てきて微妙な感じやったけど、今日のはパンクの勢いとハチャメチャさが出てて衝動っぷり半端なかった!


お金を握りしめてのビール買いダイブとかめっちゃ盛り上がりました。


SHISHAMO

「去年のATMCで裏方してたら朝子さんに加入の誘いを受けて今に至る。だから出会ってちょうど1年」って説明を松岡さん本人がしてました。
ライブ中は3人ともどこか淡々としていて、それは泣いてしまうから感情を昂ぶらせないようにしてたように見えました。


音源じゃ気付かなかったけど「熱帯夜」のBメロの松岡さんのコーラスがめっちゃ綺麗。ちょっと大人っぽい。コレは松本さんから松岡さんに変わった今のSHISHAMOならではなんやなぁ、と。意外とライブ映えする曲。


スクリーン映像がけっこう面白くて一曲目は3分割してメンバー3人が常に映ってたり。タオルのイラストアニメはめっちゃいいなー。イラストの絶妙な表情がスゴく楽しくなる。ただ自分はタオル持ってくるの忘れて結構泣きそうだった;


「君と夏フェス」のベースソロ部分で上空後方から大きいステージと大勢の客と松岡さんを抜いたカメラは超絶ファインプレイ。色んな意味が凝縮されてる。あの瞬間にブワッと涙が……。
ホントあれは奇跡のカメラワークだと思う。今年もスクリーンがあるフェスがいっぱい行ったけどあのカットがNo.1だった!

KANA-BOON

KANA-BOONはようやく見れたけど演奏も歌も結構しっかりしてるな。みんな知ってる人気曲ばかりで会場全体が盛り上がるのがええわ〜。


最近の曲中心で「ないものねだり」や「1,2 step to you」とか昔のヒット曲が少なかったのは意外。

Awesome City Club

オサレなヨコノリは他出演者に比べて異質でした。当時の新曲だった「アウトサイダー」ええなぁ。ッップや。
バンド全体でまとまってるけど個々のキャラが出なくなってきてる気もする……。

Suck a stew dry

寝ながら聴いてたSuck a stew dry。スッとメロ入ってきて良い感じだった〜。


ストレイテナー

まもなくテナー。
4バンドほど晴れてたのにまたポツリポツリと雨が。
徹底した雨バンドっぷりにもはや笑うしかない(笑


テナー、カッコよかった!ひなっちのベースはこのバンドでもすげぇ!なんでいままでひっかからなかったんだろう?
改めてしっかり見ると面白いこと色々やってるなぁ。特にひなっちがあんなスラップかましてるとは気づかなんだ


最後に一番好きな「melodic storm」をやってくれて嬉しかったー


この日は一日中曇りだったのにストレイテナーの「Super Magical Illusion」の激しい間奏で陽が見えてきて、キラキラした大サビで完全に陽が出たのは死ぬほどカッコよかった!あのままPVに出来そうな勢い。でも陽が出ても雨が降ってるのがさすが雨バンドw


あの陽が射した瞬間は今年のRushballで一番カッコよかった瞬間のひとつです。すべてが完璧すぎた。



ACIDMAN

「造花が笑う」「FREE STAR」「赤橙」「Stay in my mind」「ある照明」
”どうしたの?”ってくらいに勢いのあるロックチューン連発でエグかった!なんか鬼気迫るモンがあったなぁ。


「次はディスコー!で」「ロックバラードは好きですか?(KJ?)」とバント弄りMCでニヤニヤさせながらラストの「世界が終わる夜」は圧巻の演奏。他とは毛色が違うってのを見せつけられた〜。


夜の本気ダンス

関西出身バンドらしいRUSHBALLへの思い入れ語ったMCから会場の一体感スゴかった!Telephonesに引けとらないレベルで踊らせまくってました!


the telephones

LOVE & DISCO!!! #telephoner #さようなら #ありがとう


最後の関西ライブとのこと。難しいこと考えずにDISCO成分多め。最新曲よりヒット曲。中央PAテントから巨大ミラーボール登場してアガった!半狂乱で踊らせていただきました~。思い残ることはない!


ディスコ!な曲が楽しかったのは言わずもがな、最近のモードの曲である「Something Good」がスッと胸に入ってきて最後の最後で彼らがやりたかったことがわかった気がした



The fin.

トリレベルで盛り上がったTelephonesのあとのThe fin.。帰り支度始める人、踊り疲れた人達が見える中で聴こえてくるチルな音はとても良い雰囲気だった。はじめてThe fin.の良さに触れられたかも。


[Alexandros]

汗かいて盛り上がりまくるってより安定感のあるスケールの大きい演奏で飾るトリって感じでした。去年のトリの時はやってやるぜ!ってなガツガツした感じだったけど今日のライブは牙を少しひっこめて楽しんでた感じがした。


アンコールで爽やかな「You're So Sweet & I Love You」をやってシアワセな空気を作ってるとき、いままでずっと雲に隠れてた月が綺麗に全身を見せたのがグッときた。天候と天体を見方につけるとはー。


去年は一発目の着火剤にもってきた「starrrrrrr」を今年は最後にやるのが面白いな―、と。挑む切り口の違いがわかる。



銀杏BOYZ

ALEXANDROSでスカッと終わったかと思ったら銀杏がとんでもなく重いモン残してった。
RUSHBALLはまだまだ大丈夫や、と思えるロックなステージだった。


最初は峯田ひとりでどす黒いフォークを10分くらい弾き語りして「おいおい、どうすんだRushball?」と苦笑いしてたけど、バンドのダーティーな演奏が加わってからフツフツと燃えてきた!


そこから「BABY BABY」が始まった時に会場全体がブワって沸いて鳥肌。自分は高校時代直撃世代だけどゴイステは好きじゃなかった、むしろ嫌いだったけどいざ目の前で演奏されるとこみ上げるモノがありました。


「BABY BABY」のときに客側にマイク向けられた時に起こった大合唱がめちゃくちゃ綺麗な声で身体全身が震えました。今年一番綺麗なシンガロングだったと思う。みんな好きなんやな―。


最初は”せっかくだから見とくか”ぐらいの気持ちだったけど峯田のMCに心揺さぶられて気付いたら完全に熱中して見てた。「ずっと……ずっとこんな夜を見たいと思ってたんですよ」って言葉からの「銀河鉄道の夜」にはヤラれた!


前の方の客はモッシュしたり直接的に盛り上がってる。遠巻きに騒がず見てた人達もみんながみんな心が動かされてるのがわかる表情してたのが印象的。棒立ちしてる人もナニか感じてた。不思議な空間やったなぁ。

*1:このあと人気が本当に爆発しましたね;