soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/10/11 Minami Wheel 2015 - day2 (白波多カミン with Placebo Foxes、[水、走る]、The Somedays、vivid undress、コンテンポラリーな生活)

2015/10/11 Minami Wheel 2015 - day2 (白波多カミン with Placebo Foxes、[水、走る]、The Somedays、vivid undress、コンテンポラリーな生活)

LoudParkの翌日。新幹線で大阪到着ー。疲れきってる。筋肉痛も出てきた。家帰って寝たい。でもそのままミナホへ〜。(今思うと狂ってるスケジュール;


一組目の30分前くらいでパス交換の列ゼロ。動員数あるイベントだと思うんだけどみんないつ交換してるんだろう?クロークも待ち無し、出し入れ自由で便利。快適に過ごせますなー。


白波多カミン with placebo foxes

探し回って会場へ到着。ここがhillsパン工場かー。TVでGIZA系のアーティストがライブしてたイメージがある。"あの場所に!"って感動がー。


白波多カミン with placebo foxes、めっちゃ良かった!誇張抜きで昨日の疲れが吹き飛びました。


白波多カミンさんはwith Placebo Foxesになってだいぶ印象が変わった。背景が炭坑の明かりから大型ライト照らされたトンネルに変わったような。周りがディテールまで描写してたのから空気の色と風量を塗るようになったというか。感覚的で全然言語化できないなぁ;


ドラムとベースは一音一音がくっきりしてなめらかではない。(味がある意味での)
ギターの人のやりすぎなくらい感情的なプレイスタイルは大好き。感情的に口をパクパクさせながらかき鳴らしてた。パッと聴いてめっちゃ良い!ってよりジワジワ効いてくる演奏だった。


カミンさんはソロに比べてバンドサウンドに溶け込んでた印象がありました。セルフタイトル出した頃はアクが濃くなりまくって二階堂和美さんに近づいてたけどここにきてスッとナチュラルに戻った気がする。


曲はソロの曲のバンドverと新曲が2曲ほど。
姉弟」はバンドver.のほうがグッとくるな。僕の好きな”あ、今、目が合った 優しい顔で映るお父さんと”の部分でブワッと気配がくる。
メロコアちっくな「いますぐ消えたい」は好み直撃でした。そのアレンジで来るとは!


愛内里菜とか三枝夕夏とかのイメージが強いhillsパン工場で初めて見たライブが、今の白波多カミンさんだったのは嬉しく思う。なんとなくリンクする。


水、走る

水、走るよかったー。
ダブの影響下にあるのは確実なんだけど良い具合にそれを感じさせない、アクを無くしてるというか。


想像してた以上にリズムが活き活きしてて良かった!
少しヘンテコなリズムをスッと素直に聴かせてくれるのは、フレデリックを聴いた時の衝撃に通じるものがあったかもしれない。パーカッションが勢いつけててめっちゃ良い仕事してたな~。



The somedays

雑に言えばスーパーカー・フォロワー。


あのキラキラした甘酸っぱさを現代に蘇らせてるのが奇跡みたいに感じた。チルウェイブのエッセンスも入れてしっかり個性出てる。
スーパーカーのギスギスした空気まで再現しちゃってた気がするけど……ライブ慣れてないからかな?;滅多にライブやらないみたいです。


サンクラの音源より透明度がなくて最初は”おろ?”って思ったけど聴けば聴くほど”良い曲やな~”て気持ちよくなりました。
このレベルのインディーズ・ドリーミーな音が出せる邦バンドは滅多にいない!

vivid undress

この人らは200%人気出る。ポップネスとオーラが違った!
ギター&ベース&ドラムはエモバンドばりにアグレッシブな演奏。キーボードとボーカルはとっつきやすい。パスピエのあのバランスの衝撃が再びー。


女性ドラムがめっさパワフル。叩いてる時は男かと思った;そんぐらい男前。
モッシュ起こってもおかしくないロック魂ありながら、メンバーはアニソン/アイドル的なノリも許容してるっぽい気がした。ここらへんがどう作用していくか見ものやなー。


コンテンポラリーな生活

ポップで勢いあってカッコイイ……んだけどセトリはほとんど最新の曲で。バンドのスピード感に追いつけてない自分がいた……。


ここらでミナホを離脱して難波ロケッツキンブラ×ギターウルフへ向かいました~。