soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/01/11 ZEDD、HAYWYRE @ インテックス大阪

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アウェイだろうけど一度経験してみたかったEDMの現場にー。ドキドキとワクワク。
ドリンクコーナーに行くと開場1時間にしてまさかのアイスブルーとウォッカが売り切れ。あらま、大丈夫か。

HAYWYRE

イベントページでは”ZEDDの次はコイツだ”みたいな紹介されてたけどスタイルはZEDDとだいぶ違う。
ハウス寄りのEDMにフュージョン系キーボードの生演奏を合わせたライブ。ポタロビの「Flicker」やMichel Jacksonなど有名トラックも多く使ってました。


EDM主流のガンガン縦ノリ、よりオサレに横ユレな感じ。
演奏めっちゃ上手くてアガったけどオーソドックスなフュージョンスタイルの演奏なんでDorian Conceptみたいな”なんじゃこりゃ、新しい!”ってな衝撃はなかったかなぁ。


HAYWYREのライブを見てる途中にボウイの訃報を知り、マトモに音楽に向き合える状態じゃなくなりました。
盛り上がるための音楽に合わせて身体は動いてたけど泣きそうな顔になってた。正直どんな表情していいかわからなくなってた。R.I.P.



ZEDD

最初はEDM特有の周りのノリに戸惑ったけど最後にピョンピョン飛び跳ねて楽しんできました!
超高画質VJ、パイロ、銀テープ、高出力スモーク、紙吹雪と視覚で楽しませながらの、キャッチーなド派手トラックはクラブでテクノで踊るよりロックのライブみたい。


基本3パターンしかノリの種類がないんだけどその持ってき方がうまい。一辺倒にならずにこっちのノリしたから次はあっちのノリみたいな。
あとさっき言った視覚情報の充実もあって約2時間のライブもダレることなく楽しめました~。


EDMのライブとかフェスって皆なんであんなにジャンプしてるんだろう?と疑問に思ってたけど、なるほどジャンプするのが一番気持ちいいんやなーと体験してみてわかった


サビはホントにみんな合唱できるのに驚きました。ZEDDの曲だけじゃなくリミックスとかでも。洋楽で客がこんだけ歌えるってロックじゃありえない。
ギュイギュイとシンセが唸る場面もあってハードな方面でも楽しめました。裏でハイハットが入るとかは滅多にないんやなぁ。
一番好きな「Shave it up」は前半に登場してソフトな感じだったのは残念だったかも;


客のノリで驚いたのがサビでピョンピョン跳んでた人達が、サビ後に大人しめの4つ打ちに変わるとほとんど身体を動かさなくなる。ほんとにピタッと止まる。例えば「Lost at Sea」の1回目のサビ後とか。8割ぐらいはそんな感じ。その落差が衝撃でした。
横ノリって感覚が無いのかなぁ、と。
あと渚名物のサイケトランスの異様に力強いステップ踏むノリの人もほぼ見かけなかった。あそこらへんの客層がEDMに来てるわけじゃないんかな?
真ん中から少し後ろぐらいで見てたから前のほうが違ったのかもしれないですけども。


後ろの方なら客層はいわゆるパリピな人より普通な感じの人が多かった気がする。こんな感じならAviciiも見てみたかったです。

'12年のMIDNIGHT SONICでZEDDが出た時は、人が少なくてSONIC STAGEを走り回って楽しんでたのに、3年でインテックス4号館(レディクレ'15ならRとM)をほぼ埋めるまで有名になるとは……スゴいことよなぁ。