soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/01/17 ROTH BART BARON @ CONPASS

BALZAC @ ベアーズで汗とヘドバンでグシャグシャになった髪を帽子で隠して、ROTH BART BARON @ CONPASSへハシゴ!音的にはけっこうな温度差(笑)
隣の人と余裕持って見れる状態で9割くらい埋まってました。見やすい人口密度。


めっちゃよかった!引き込まれたー。作りこまれてて、かつエネルギッシュ!


音がとにかく綺麗でした。特殊なマイクを使ってたトランペットは最初の1音聴いた時に鳥肌立った。ハンドベルや鉄琴など繊細な音もしっかり存在感ある音でその場に響いてた


楽器を取っ替え引っ替えしながら作りこまれた音世界を繰り出して感動、そして楽しい気持ち。
北欧の音楽って悲しさがどうしてもつきまとうけど、ROTH BART BARONは北欧っぽいけどポジティブな感情湧いてきます。


色んな楽器使うのはトクマルシューゴを連想させるけど、トクマルさんが楽器じゃないオモシロ”グッズ”も使うの対して、ROTH BART BARONは洗練された楽曲を創るために研ぎ澄まされた”楽器”を集めてきてるのが違うな、と  


最初は”CONPASSの無骨さじゃバックに映像とか流さないと世界観が再現できないんじゃ?”とか思ったんだけど「電気の花嫁」が始まった瞬間にメロディにグッと魂を掴まれてそこから音で彼らの世界に引きずり込まれました。そこからはただただ最高 。


創りこまれた世界観に没頭してステージを見てると、ふいに三船さんがニヤッと笑うのがたまらなくカッコイイし幸せをおすそ分けしてもらえる。あれは反則やわ~。


1stからも結構やってくれて好きな曲はほぼ演奏してくれた。1st曲はコーラスで煽るから奮い立つなぁ。
「氷河期#3」ではシンガロングに合わせて三船さんが強烈なシャウトもかましてゾクゾクした。ロックな部分も持ってるのが面白い。


シンガロング部分でもなかなか手が上がらない客層でバンド側も苦戦してる感あったけど、終盤はそこそこ突き上げられてる手が見えたかな?
One Music Campでは最初から手挙がりまくってたけどアレはOne Music Campのほうがイレギュラーなんかも;


楽器…果てにはマイクまでこだわった徹底した作り込み。膨張していくスケール。そして三船さんの笑顔から発生する楽しさ。2ndは音源だと微妙かな、と思ってたけどめちゃくちゃ良いライブでした!