soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/01/23 OKAMOTO'S @ ZEPP NAMBA

レディクレで見て即ハマったOKAMOTO'Sのワンマン!あれがフェステンションだったのかどうか見極めるために。


めっちゃ良かった〜!
いや、今まで気づいてなかったけど曲作りもライヴもスゴいバンドです。
色んな音楽をルーツから取り入れて、日本人にも聴きやすいトコに落としこむのはceroあたりに近いかも。


色んなジャンル/グルーヴが顔を出す曲群、魅せるステージ・パフォーマンス、芸人ばりに笑えるMC、時たまの熱いメッセージ、客のノリの良さ……良いポイントいっぱいのライブでした~。


OKAMOTO'Sってオールドなロックンロールのイメージある人多いだろうけど、ファンクやったり打ち込みも取り入れたりレゲェのリズムが入ったり実は多彩。ハマ・オカモトの印象が強いけどギターもボーカルもドラムも実はスゴい人ら集まってる。音楽好きにこそ聴いて欲しいバンドです。


「L.O.S.E.R」の次々と曲調やノリが変わる展開には鳥肌が立ちました。
「ハーフムーン」でのバラードの後ろでギュインギュインとうねりまくるベースもカッコよかった!


歌詞もよくて、ライブ中に何度かグッと胸に食い込んでくる歌詞がありました。
CDでは気付かなかったけど

パーカッションのように ドアを叩け
中の君が 踊り出すまで
(ドアを叩けば)

って歌詞はめっちゃ良いなぁ

あと

Beauty Beauty Beautiful Monday
Beauty Beauty Beautiful Tuesday
Beauty Beauty Beautiful Wednesday
Beauty Beauty Beautiful Thursday
Beauty Beauty Beautiful Friday
Beauty Beauty Beautiful Saturday
Beauty Beauty Beautiful Sunday
(Beautiful Day)

って歌詞もグッときた。全部がbeautifulか!って


ビート感が根本的にロキノン系と違う。ルーツをしっかり意識してる。そんなバンドがZEPPでライブ出来るってのはステキなことなんじゃ?客層は女性が多めだったけど、年配の音楽好きの男性なんかもっと増えてもおかしくなさそうなんだけどなぁ。