soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/01/27 Grimes、Aristophanes @BIGCAT

BIGCAT入ったら……外国人多っ!日本じゃないみたいに外国人が多かったです。

Aristophanes

Grimes新譜の「Scream」で何語かわからないラップをしてる人のソロ。韓国人だそうです。


ラップトップ、ボーカル、ギターの3人。暗くてよく見えなかったけどギターは弦じゃなくて佐伯誠之助みたいに機材取り付けてた?最初の一音から好みな感じでした。
よかった!高速ラップにデジタルアングラなトラックでGrimes以上にグライムス(ジャンル)って感じ。最後はJukeで締めた!
KORNのサポートみたいなウサギマスク、竹内電気の斉藤さんみたいなオタクギター、巨乳ボーカル……って3人の出で立ちもよかったなー


ライブ中、前の男ふたりがケツ触り合ったりキスしたりしててGrimesの現場感ありました;



なぜかずっとクラシックがかかってる転換。前回の来日ではエンヤがずっとかかってたなぁ。

Grimes

Grimesはとにかくスゴかった。そしてかわいかった!
新譜は好きだったけどここまで良いライブするとは~。


サウンドは前作に比べてEDM(の良い部分)も取り入れた派手なサウンドに変化してました。
Grimes自体の振る舞い、ピュアさは3年前のクアトロと変わってなかった。そこが一番良かった!


よくやる”ハッ!”って掛け声、曲終わりに興奮して超音波みたいに鳴いたり、踊り疲れてハァハァ言いながら笑顔で喋ったり……とにかくかわええー。音はダイナミックになってても女の子なのは変わってなかったです。
Grimesの踊りはIdiotique歌ってる若かりし頃のトム・ヨークを思わせるトコロもあり……あのナチュラルに常人じゃないオーラが出てた。ファッションも奇抜じゃなくシンプルにかわいくてよかったー。


途中でサポート・コーラスのHanaのソロパートあり。Grimes直系。ポップだけどコアな歌で素晴らしかった。
その後に戻ってきたGrimesが聖歌を歌いだして……その声の綺麗なこと!天国の光が見えました。血管の奥から昇天した感覚あった。冗談みたいに歌うまいな!そんなイメージなかったから驚きました。
HANAのソロパートと「Phone Sex」は大阪オンリーだったみたい。だいぶ得した気分!



メロディの綺麗な曲もいいし、やっぱ今は「Venus Fly」とか「Scream」とかの激しいノリの曲が脂のってる感じアリ。またGrimesのスクリームがカッコイイのなんの。かわいい顔してすごい声してる。
ラストの「Kiil V. Maim」はその集大成って感じでハジケてました~。