soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/03/14 Fox Capture Plan @ Billboard Live Osaka 2nd stage

4ストリングスが加わった特別編成のFox Capture Plan。+αで豪華になっただけじゃなく、完全に別モノになってた!
ストリングスは美しさよりぶ厚い音でバンドの中心にあるレーザー砲みたいな立ち位置。音の壁で圧倒するバンドに生まれ変わってました。


ピアノがストリングスを支える位置でいつもと全然役割が違ってて
3人がぶつかり高め合うんじゃなくて、ストリングス含めて一つのデカイ音のエネルギーを作ってるようなそんな印象。3+αじゃなくて完全に別モノ。


生ピアノになったのにジャズからはむしろ遠ざかりゲームミュージック的な感触。RPGの最後の街的な。威圧感と勇敢さで奮い立つ感覚。


二日前にIndigo Jam Unit見てるからその対比も面白かった。fcpはジャズというよりジャズネタのブレイクビーツに近いのかもなぁ、とか。
ドラムも似てると思ったら全然印象が違った。fcpグルーヴは波より一本線。それが物足りなくも面白くもあり……。


座って落ち着いて見れたことでドラムがクリス・デイヴ以降のテクニックやブレイクビーツなど様々なの取り入れてるのがよく見えました。
で、意外と根っこにあるのはジャズじゃないのかもなぁ、とか。ロックやテクノなのかもしれない。


「Right Here Right Now」のカバーもゲームのBGMみたいに。ゲームの最終ステージ的なドキドキがある。
「Butterfly Effect」の高速でストリングス入ってくるトコもカッコよかったです。
「疾走する閃光」がなかったのは意外。でも十分満足!


惜しむらくは、関西のおっちゃんおばちゃんな人達に囲まれてビルボードのオサレな雰囲気を味わえなかったこと;
Billboardの2ndステージは飲んできてる人多いから良くも悪くも1stに比べて騒がしくなりがちやなぁ、ってのが最近わかってきた。