soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/05/11 Diane Birch @ Billboard Live 2nd stage

よかった!
新譜のグローファイに近いメロウな空気がありつつ、芯に初期のポップス/ソウル/モータウン/AORな部分がある。
なんというか陽気なJames Blakeみたいな印象も受けました。新鮮で、面白くて、普遍的なポップさもある。


Banksみたいなムーディな曲も笑顔で歌っててトコロドコロにウキウキする歌心があります。
シリアスなインディーズ系統に曲調は変わっても人間としてのポップさがそのまま残ってる。面白い組み合わせ。
即興の(?)歌詞をつけて歌ったり”音楽”な人でした。


ストレートにジャズバラードな曲も途中のちょっとしたリズムアクセントがJames Blakeの溜めを持ってたりして。ポップスにあそこまで自然に溶けこませるのはスゴい。
いや、逆にBlakeがああいった音楽にR&B、ブラックミュージックの要素を取り込んでたのか?


アンコールにプリンスのカバー。彼女のパワフルでセクシーな歌い方はプリンスの影響受けてるだろうなぁ。そんな想いも伝わってきてグッと来た。
海外の人にとって、デビッドボウイは唯一無二で真似するとかじゃない。影響という意味ではプリンスのほうがデカい存在なんだろうな。
海外と日本人でそこらへんはまた違う感覚なのかも、とか最近の来日アーティスト見てて思います。


日本語いっぱい覚えてきてたり、MCもすごい人良さそう。
人間的な魅力と良い音楽をいっぱい浴びれた良いライブやった!