soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/06/22 Manhall New World、gugaguga、Zweig、暁音、HELLO SADNESS @ Pangea

暁音

和太鼓×2 + パーカス + 電子ピアノの変わった編成。だいぶ若そうでまだ高校生かな?
ピアノがシュローダーヘッズ的なジャズとポップスの合間を行く感じで。
「ビッグブリッヂの決戦」のカバーとかもやってました。
編成の時点で面白い……けどリズム重視の音楽にしてはリズムがピシっと決まってないのが勿体ないかなぁ、とも。


Zweig

ドラム+小さいシンセ+鉄琴&歌の変わった編成。
ちょいエレクトロニカな感じで。やり方によってはもっと浸れる音楽に慣れそうな気もする。
鉄琴はバランス取るPAが難しそうでした。妖精のように踊りながら叩く鉄琴の人の動きがなんか癖になりました。

gugaguga

初見。めっちゃ良かった!
キーボードが効果的に働いてるパワーポップビークル血肉に現代のセンス合わせた的な。ポップ!!


ボーカル・ギターがキャラ(?)で”あふれる才能をいかんなく発揮してる”とか言ってたけど本当に天才かもしれません。パワフルでハッピーでめっちゃポップなパワーポップ。メロディもアレンジも演奏スタイルもツボった!


シンセが良い仕事をしてました。ムーグや8bitに近い目立つキラキラした音で曲を彩ってくれる……というより引っ張ってくれてる。
かと思いきやその裏でギターがすごく良いフレーズ弾いてたり、ドラムがカッコいいフィルインかましてたり、ベースががっつり鳴ってたり。隙がない!


PV見てると無表情なカットが多いからアンニュイ感じでエモっぽくなるのかな、と思いきやライブではハッピーな空気が充満しててだいぶ印象が違いました。みんな良い笑顔で演奏するなー。演奏しながらよく動くのも好み。


Manhole New World

初期regaのワンパクさにSAKEROCK、middle9的なオーガニック感が合わさって面白い!演奏もめっさ上手い。なのにインストバンドとしてありえないぐらいチャラいキャラ(笑)


アクションは派手め。木琴を叩きながらキックしたりしてる。木琴とコンガを行き来してパンディロまでこなすパーカスに目を奪われました。客にタンバリン配ったりしてるのはチャラいなー(笑)
やってる音楽は緻密なのにノリはお祭り騒ぎ。これはフェスとかですぐに人気でそう。


ロック衝動が強めのベース、泣きまくり歌いまくりのギターとソフトな音色でバックに徹するギターの2本体勢も面白い。
細かいトコみても面白いし全体の乱痴気騷ぎを見ても楽しい。難しいことしてるのにフレーズは聴きやすいのがいいですなー。