soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/07/17 Mainliner(河端一 + Taigen Kawabe + 志村浩二)、MASONNA @ 難波ベアーズ

MASONNA

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酒も買わずにベアーズに直行。入るとちょうど暗転してMASONNAが始まるトコでした。コンビニ寄ってたらアウトだった!

ライブ時間:2分54秒
10秒でフロアに飛び込む、機材は飛んでくる。ここ2〜3年で一番凶暴やった!
エフェクトかかりまくりのシャウトが過去最高級のカッコよさ……ヤバイ!
終わったあとは心臓ドキドキしてた……。


ナニかにキレてるような凶暴さで良いライブでした!
開始5秒でフロアへ突っ込み客が倒れこむくらいに暴れまわる。
15秒ほどの沈黙→大絶叫&ノイズ→沈黙……緊迫感とカタルシスの落差が数回。3分と長めでも一秒残らずずっと興奮しました。


スタンドを天井にぶつけるように掲げたりも。
シャウトの質がいままでにない感じで、普段は素早く突き刺す感じだけど、この日はディストーションが効いた”咆哮”でした。キンブラのマーヤに近いような凶暴なシャウト。カッコ良すぎた……。


もう一度客席に突っ込んでったので”後ろの出口から出て行くのかな?”と思いきや、戻ってきてアンプに繋がってるケーブルを強引にぶち抜いて終了。


ここのトコロ変則的なマゾンナが多かったけど、今回はシンプルなカッコよさが濃縮された最高のライブでした!


”沈黙”。そして”動き出すとナニかヤバいことをする”っていう緩急がたまらんかったなぁ。自分の血が沸騰してんのがわかった。周りめ笑顔で大満足って感じでした!


Mainliner

鬼の反復。延々と続くヘヴィ・サイケ。


ほぼすべての曲が、河端さんがひたすら同じリフを弾く+Taigenさんのスペーシーなボーカルが5分くらい → テンポアップして河端さんの弾きまくりソロが5分くらい → リフに戻る……の完全にパターン化した構成。なのにずっと興奮する!


ソロだとあれだけ自由に弾きまくる河端さんが完全に同じフレーズを弾くってのがスゴい。リフパートは志村さんのドラムがちょこっとづつフィルイン入れてくるので飽きないなぁ
川端さんのギターソロの後ろで感情的な顔でベースを弾くTaigenさんも魅力的


「NEW SUN」のリフが好きすぎて始まった瞬間にアドレナリン出まくりでした!ソロパートではまさかのダンスビート化も一瞬



Mainlinerのリフはパロディ的な要素がある気がする。どっかで聴いたことあるなぁ、的な。taigenさんのベースが21世紀の精神異常者っぽい曲もあったなぁ


最後は河端さんが上に掲げたギターをアンプに叩きつけるように置いて終了。あの終わり方はインキャパシタンツに通じるものがあったな。
ノイジーで凶暴なライブ尽くしの良い一日でした。