soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/08/01 伊東篤宏×中田粥、吉原啓太、mizutama、水内義人、伊東篤宏 x 和田晋侍 @ 難波ベアーズ

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ステージはみ出してフロアの四方に機材がセッティングされてるのを見た瞬間に”今日は面白くなるぞ!”と確信。実際に実験的なノイズがいっぱいでめっちゃ面白かった~

伊東篤宏 x 中田粥

伊東さんのオプトロン、見た目も音もカッコええわ~。
ブツブツと電気的なノイズがたまりません。


中田さんのバグシンセは凶悪な音だったような……ぶっちゃけ誰がどの音出してるかわかりませんでした(笑)。
積み上がったバグシンセはビオランテっぽい禍々しさありました。

吉原啓太

ベアーズの四方に置かれたスピーカー&シンセを歩いて移動して操作してく。ちょいテクノだったりドローンだったり。神経研ぎ澄まされて気持ち良い音……。

水内義人

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水内さんのぶっ飛びパフォ。
演台(木の箱)の前に座って”歌を歌います”と言って詩を朗読。意味不明かつ支離滅裂な文章。けどなんか癖になる言葉選びと間。
突然に演台を蹴り飛ばしペンチ(?)で解体しはじめる。それを囲んで無言で眺める客。謎すぎる(笑)


エコーの効いたマイクで拾われる解体音がよく聴くと心地よい……気もするし深読みしすぎな気もするし;
詩に関係したモノがポロっと箱の中から出てきて大爆笑のなか終了。


解体の変な緊張感と水内さんらしいシュールな笑いが詰まった素晴らしいライブ(?)でした。センスの塊だわ~。

mizutama

レコードプレーヤーにCDを置いて物音的なノイズを出してました。


ミニライトの光がCDを反射して天井に映りUFOみたいだった。心地よかったけど隣の人のタバコやスマホが気になって集中できなかったのが残念。


伊東篤宏 x 和田晋侍

最後は伊東篤宏さん x 和田晋侍さん。


普通のリズム叩かない和田さん。
ドラムに負けじと音をデカくして鼓膜の先まで揺らしてくる伊東さん。
大爆音でした。今年一番級の音量。


伊東さんの方がリズムを取る意思があった気がする;