soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2016/09/14 アシッドマザー・ドラびでお + 山本精一 @ 難波ベアーズ

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アシッドマザードラびでお(河端さん+ドラびでお)+山本精一
前日までの情報では”ソロのあと合体”との情報が書かれていました。


スタート時間になるとステージには河端さんドラびでおさんのどちらもがスタンバイしてる。
”ユニットのソロ→山本さんソロって意味?”と思ってたら、山本さんもノソっと登場。結局そのまま3人でのワンセッションなライブでした。
いつもこちらの予想を裏切ってくれるぜ~!


演奏は最高でした!
ダーク・アンビエント/ヘヴィドローン系のダークで重苦しいセッション。癒やしアンビエントの美しさとかほぼ廃した音。幽霊船とか樹海とかそんな感じのちょいホラーな音でした。
ワンセット・オンリー。アンコールも無し。一球入魂な熱演!


河端さんは十手やアルミ板などをギターに擦りつける/押し付ける演奏。普通に”弾く”ってコトはまったくしてませんでした。
途中80'sロボットのコントローラーみたいなジョイスティック付きシーケンサー(?)をいじってる場面も。


ドラびでおさんは音だけでなくレーザーの視覚情報が素晴らしい。シリアスなドローンサウンドと形を変えるレーザーのコラボレーションで別の次元が見えちゃった感覚ありました。


山本さんは後ろで支えていた感じかな?どの音を出してたかあまり自信なし;
ネックやボディを叩いて音を出したりも(先日のリンゼイがやってたのと同じ!)。終わったあと満足そうな顔してた気がします。




リズムや技巧演奏で盛り上げるのでなく執拗なほどの音へのこだわりを絞り出す音勝負な演奏。
静のセッションだったけどフィナーレはベアーズが揺れるくらいの大爆音。川端さんの弓で弾くギターが荘厳で鳥肌モンでした。世界が終わっていく感覚。微・シンゴジラ感?